2010-08-06

王者の風格 ブライアン・ボイタノ


ここ最近、ワタクシ「タノ様」「タノ様」連発で、「なんだよタノ様って。うっせーな」と思われた方も多々おられるかもしれません。ごめんなさい。

でも私にとっては「タノ様」なんです!
ペトレンコだってペト様でしょ?ヤグ様プル様・・・
なんでも「様」つけるのもどーかなぁ、なんて思ってた私が敬意を持って様付けするブライアン・ボイタノ
(でも記事中では「ボイタノ」にしますよ)

言わずと知れたカルガリー五輪金メダリストで、ボイタノといえばその時のフリー「ナポレオン」が有名なのですが、それは後日記事にしたいと考えてます。


まずは94年世界プロフィギュア選手権で優勝したこの演技をご覧ください。
解説はわれらが稔さん。
(稔の解説ががどうのこうの言う前に会場音が小さいのが残念)

Brian Boitano 1994 World Pro TP


どうでしたでしょうか。
稔の興奮振りがうるさいですねーw
「難しいんです!」連発。
実際、目の前のボイタノは難しい事をサラリと余裕でやってのけてる。
「トリプルルッツの稔」ですからね、
“あのジャンプで片手を上げて跳ぶなんてどれだけ凄い事なのか”って稔はよくわかるんでしょうね。

なぜ数あるボイタノ演技の中からこの動画を最初の記事にしたかというと、このプログラムの曲がこのブログと大きな関わりがあるからなのです。

この曲は「Carousel Waltz」、日本語では「回転木馬のワルツ」
ミュージカル音楽です。
このプログラムはプロ転向後すぐに滑ってました。
何度か滑って、そして94年、プロ出場が解禁となり多くのプロ選手が出場したリレハンメル五輪にボイタノも出場(93~94年シーズンはアマチュア復帰して競技会に参加)、
その時のTP(SP)に選んだのが滑り込んだこの「Carousel Waltz」
(プロの演技とは音楽を短く編集して演技構成も変更)
だけど、さすがのカルガリー金メダリストも久しぶりのアマチュア独自の緊張感に慣れなかったのか、あれだけパーフェクトな演技を見せてきた彼にしてはイマイチ精彩を欠いた演技が続きました。

リレハンメル五輪のTP、3A-2Tでの手痛いミス。
でもフリーでは若干のミスはあったものの王者ボイタノここにあり!という演技で総合6位にまで追い上げました。

最近、ボイタノの演技はないかとその時代のビデオを探してたんですが・・・
なんと当時の自分、全体的に男子のTPは精彩を欠く演技だったのに腹を立ててTPの録画消してやんの!!!

バカバカばかばかぁぁぁぁ・・・・・

うおぉぉぉぉぉ _| ̄|○


090623leo-04_R.jpgあまたつ.jpg
あまたつーっ!

・・・ちがった、

1236198584_R.jpg
原辰ーっ!


ひらめき教訓:撮れるものはなんでも撮っておきましょう。ひらめき
その時は「ケッ!ヘタレがよ」と思っても
数年後には貴重なお宝になるかもしれないのです。財産です。
大ちゃんのボロボロ自爆時代から誰が今の彼の姿を想像したでしょう。
成長の過程です。証です。財産は残しておきましょう。


話が逸れましたが、このプロ選手権の演技は稔が解説の中でも話していますがリレハンメル五輪が終わった後、94年末に行われたものです。
リレハンメルでは残念な結果になってしまいましたが、しかしこの時期が彼にとって技術的にも芸術的にも最も脂が乗っていた頃ではないでしょうか。
「前年のディフェンディングチャンピオンはポール・ワイリー(アルベールビル五輪銀メダリスト)」と言っていますが、その年はボイタノはアマチュア復帰で出られなかった大会。


いずれ当然記事にするつもりでいますが、今年の春~初夏にかけて私の悲願だったタノジャンプ集・イーグル集という動画を制作しました。
動画を作るにあたって、ほぼ時系列で彼の演技を見たのですが、プロ転向後からの進化が凄まじい。
カルガリー五輪シーズンの一年前まではジャンプは跳ぶけど表現はまだ弱いといった印象。
それがサンドラ・ベジック振り付けのナポレオンで劇的に生まれ変わり、プロという土壌でさらに大きく開花した、そう感じました。

だってイーグルからのタノルッツってプロになってからですよ。
イーグルのボイタノ、タノルッツのボイタノ、その強力技が組み合わさればバロームクロスでブロロロロー!!(ちがーう!)


・・・コホン、とにかく人間技じゃありません。
イーグルからのタノルッツを降りた後の流れ、今なら加点付きまくり。
余裕の3A-2T、ワルツのリズムに乗りながらのスピードある滑り、

「俺のイーグルを見てくれ!」

と言わんばかりのこれでもかの巨大傾斜イーグル、
とどめの豪快なデスドロップ・・・

ぴかぴか(新しい)神ですよ、ネ申!!

髪は薄くなってもネ申!!ぴかぴか(新しい)

・・・終わらないので後はタノジャンプ・イーグル集の記事で語る事にしましょう。



で、あ、そうそう。ブログのタイトルの話ね。
「回転木馬」はこのプログラムと曲がとてもとても気に入ったから。
(タノジャンプ集で使用したぐらい)
「みどりの森」は後付け。「緑」よりは「みどり」のほうがやわらかい感じでいいなぁって。
伊藤みどりの「みどり」って思ったでしょ?それも少しはあるけどね。
みどりの森の中にある楽しそうな回転木馬。

さっき検索で偶然見つけたのですが、清里に本当に緑の森の中に回転木馬があるんです!
「あったらいいなぁ」って思ってた空想のような現実の世界・・・一度行ってみたいものです。

面白くて楽しくて何が始まるのかワクワク、そんな気持ちを運んで今日もグルグル回ってます。
これからも遊びに来てね。


  タノジャンプの存在価値
  ボイタノだよ、イーグル友の会全員集合!

 
8 件のコメント :
  1. みやすけ2010/08/07 13:32

    稔めー、
    相変わらずうるさいぜ(笑)
    マ、大人しい稔ってのもヤですね。しゃべりまくりかぶせまくり興奮しまくりが「稔」ですから。悔しいことにそこに愛情があるのでコチラも張り切って聞いちゃう。うーん、実に悔しい。
    ボイタノの素晴らしさはRQ様に教えていただいた私の財産です。ボイタノの演技に浸る「うっとりタイム」があると生活も潤いますね。特にイーグル好きの私にとってはもぉ・・・(よだれがっ)
    スケートに関しては新参者なので、もっとシンプルに美しかった時代のスケーターたちの演技をたくさん見ていきたいです。またいろいろ教えてね♪

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  2. ��みやすけ様
    稔は「リスペクト、LIKE LIKE LIKE!」
    タノ様は「リスペクト、LOVE LOVE LOVE!!!」なのです。ぷぷぷ。
    「イーグルとタノルッツが凄かった金メダリスト」
    そこで止まってる人は多いと思います。実は私もそうだった。
    今はネットがあって気軽に昔の演技が動画サイトで見られる時代。
    幸せですねー。
    現代のスケートが史上最強とは思いません。
    現役選手しか知らない・興味がないという人はとても損をしていると感じます。
    時々でも過去の名選手の演技に触れてもらいたいものですね。
    私のこのブログでも少しでもそのお手伝いが出来たのなら光栄です。
    というわけで・・・
    タノ様愛してるうぅぅぅぅぅ!うおおおおおおおおおおーーーー!!!

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  3. 大好物です、ありがとうございます!
    ボイタノさんは決して「顔が好み」とかではありませんでしたが、強烈な印象を残し、日本人選手ではないのにずっと見続けている人です(もっとも1998年頃から2005年頃は実家を離れてBSなし生活の時期なので空白がありますが)。
    もっともリレハンメルは多分、当時10時には寝ていたので見た記憶がありません。スキージャンプとかノルディック複合は多分再放送が豊富だったと思うので、見た記憶が鮮明ですが。
    でも当時既に30歳、5年もアマを離れていた人があわよくば優勝を狙う位置にいたということはすごいことだと思います。2002年五輪のトッド・エルドリッジ(当時31)、エルヴィス・ストイコ(当時30?)はずっとアマの試合に出続けていた人たちですからね・・・。
    ��現代のスケートが史上最強とは思いません。
    現役選手しか知らない・興味がないという人はとても損をしていると感じます
    私もそう思います。

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  4. ��Canary様
    気に入ってもらえてうれしいです^^
    ある意味この演技は失敗したリレハンメル五輪のリベンジみたいなものですよ。
    あえてあの失敗した同じ曲と演技。
    ��記事中にも書きましたがアマの演技は音楽を短く編集して演技構成も変更)
    そしてキチンと結果を残す。かっけー!
    リレハンメルは日本時間で何時頃にやってたかなぁ。よく覚えてないや。
    例のハーディング靴ひも騒動、あれは早朝だったような気がします。
    ケリガンが棒で叩かれた時にタノ様もその場に居合わせてたみたいで、「大丈夫?」って駆け寄ってる映像を見ました。
    ハーディングもケリガンも一連の事件は茶番でしたけどね。
    ファンの贔屓目もあるんですが、リレハンメルにみどりが出ていれば少なくともメダルは確実だった、今でも残念に思います。

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  5. 満を持して、きましたねっ!
    数年前までは「タノ、タノ」言っててもシラ~っとされる場面もあったりしたので、本当に嬉しいです☆
    タノ様はやっぱタノ様ですもんねっ!
    そして「原辰」
    ヤバイ、再びぷぷぷぷ…。
    > 教訓:撮れるものはなんでも撮っておきましょう。
    しかし、わたしのように撮ったまま何の整理もしていないと、見たい時にやっぱり見られなかったりして悲しい…。どうするよ、この録画の山。
    どっから手をつければいいのかすら…。

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  6. ��みどろ様
    「録画の山」は「宝の山」ですよ!
    ビデオテープって結構高かったし、標準だと2時間しか撮れないし、演技の途中でテープ終わることもあるし、HDDみたいにヘッタクソな選手の部分だけカットできないし、「こんなヘタクソな選手のために貴重なビデオ消費できるか!」ってうまい選手のまで消したり・・・
    ��NHK杯はとくに・・・)
    アホですねー、バカですねー、ほんっとうに自分にあまたつーっ!
    ・・・違った、原た(略)
    その「ヘッタクソ」「ミスが多い」選手が数年後には大化けすることもある、こういうのがフィギュアの醍醐味ですよ。面白さですよ。
    引退しても同じコーチと現役選手が繋がってたり、かつてのライバルが指導者となって競ったり・・・
    これだからフィギュアファンはやめられないんです。
    お宝は地道に掘り起こしましょう^^
    みどりタンや稔のよだれモンのお宝待ってまーす♪

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  7. こんばんはっ。
    まさかココで小倉&あまたつぅに逢えるとは思わなかったわ~。
    私もRQさんの「タノ様」発言で初めて知ったことばかり。時代は経っても美しいものは当時さらに美しかったんだろうなぁっと思いを馳せます。
    下駄のみどりも初めてみたわ

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  8. ��あんドーナツ様
    ��下駄の話はあっち!あっち!)
    ・・・コホン、気のせいでしょうか、タノ様が下駄なんぞ履くわけないじゃありませんかぁ!
    いいものは時代を超えます。むしろ新鮮に写る事だってある。
    今の選手がやってない事、できない事をやってたりする。
    それはルール以前の問題です。
    私は過去の選手もうんと年下の選手も良いと思えばみんな尊敬しちゃいますね。
    んじゃ、ちょいとOZURAさん風に叫んじゃうよ。
    「あんナツーッ!」
    「暑いからといって夏風邪には充分注意してくださいね」(by あまたつ)

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