2010-09-23

クリスタルアイスの仮面 第9話「きっかけ 1」


 偶然綿鍋エミにその存在を知られる事となったミドリは、
 引退したばかりの彼女が解説を務める大会
 「どーもクン杯(DMK杯)」に特別招待される事となった。


(ナレーション・来宮良子)





「先生~、私たくさんのお客さんの前で滑るのなんて初めて。
 どうしようー!ワクワクして眠れなーい!!」







んまぁ、ミドリらしいわね。
ふふ。楽しみだこと。






 大会当日、ミドリとマティコは札幌の
 まぁ混まないアイスアリーナまでやってきた。



「あの、この子…北島ミドリが滑るんですけど
 選手控え室へはどちらへ行けば?」



「はぁ?なんだねそれは。聞いてないよ。
 第一そんな小学生は大会に出る資格は持ってないよ。」



「ええ!?でも確かにミドリは招待を受けて…」




(ふふ、やってるやってる。 
 まんまと引っかかっちゃってさ。 
 エミ姐さんの名前を借りて悪かったけどいい気味よ。 
 あはは。)







あら…マティコ先生にミドリちゃん、
どうしたの?こんなところで。



「あ、エミさんだー!サインください!」



「相変わらず無邪気な子ね。ふふ。」



「エミさん、
 あなたから招待を受けてここへやってきたのだけど出場できないと言われて…
 一体どういうことなのかしら。」



「え?私は何も…
 確かにシニアの国際大会に小学生で出場は無理ね。
 …あ!そうだわ!」





 
「第2回どーもクン杯エキシビション、
 すべての選手の演技が終了しましたが、
 ではここで本日の特別ゲスト、
 ナゴヤからやってきた天才少女北島ミドリちゃんに

 特別演技を披露していただきましょう!」





(…な、なんだって! 
なぜあの子がここに? 
いやまさか 
そんなバカな!)



(つづく)


この物語はフィクションです。 
実在の人物、地名、団体名等と似てる気がしても気のせいです。



連載はじめます、夏。
第1話「運命の出会い」
第2話「運命の鍵 1」
第3話「運命の鍵 2」
第4話「運命の扉 1」
第5話「運命の扉 2」
第6話「千の技を持つ少女」
第7話「見えない翼 1」
第8話「見えない翼 2」
第9話「きっかけ 1」
第10話「きっかけ 2」
第11話「きっかけ 3」
第12話「炎の階段 1」
第13話「炎の階段 2」
第14話「試練 1」
第15話「試練 2」
第16話「氷上あらし 1」
第17話「氷上あらし 2」
第18話「氷上あらし 3」
第19話「氷上あらし 4」
第20話「試練 番外編」



1 件のコメント :
  1. ああん、最後の稔がなにげにかっこいいじゃないですか!しかし、なぜここまでうろたえているんだ。うーん、続きが気になる・・・

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