2011-01-14

クリスタルアイスの仮面 第16話「氷上あらし 1」



「あーあ、テケシくんに逃げられちゃった。
 先生に

 “あなたに足りないのは経験よ。
  もっと沢山の物事を吸収しなさい”


 なんて言われたけど夏の間は試合もないし・・・あ、そうだ!」


  


あのー、そのー…
 私をここで使ってください!!
 なんだってやります!どんな役でも!!



そこは夢の国、ネズミー・オン・アイスであった。



「君ねぇ、ここは一流のスケーターしか出られないんだよ。
 しかもみんな顔は出せない。中の人OPENは業界最大のタブーだ。
 さ、子供は帰った帰った!」



2010y12m18d_170025609.jpg
「お待ちなさい。」



「あ…白多ん先生!」



「あなた、名前は?」



「…北島ミドリっていいます。」



「ああ…やっぱり。マティコ先生のところの。噂は聞いてるわ。
 とても優秀なお弟子さんを受け持ってるとかで。」



「きゃっ!私なんて。
 いつも先生には怒られてばっかりだし。
 でも…スケート大好きなんです!滑るの大好きなんです!
 夏休みの間、ここで滑らせてもらえませんか!?」



「いいわ、じゃ、テストをしましょう。
 あなた、スケートで喜怒哀楽を表現してごらんなさい。さぁ。」



「…はい!」



いつもの練習でやっている事をそつなくこなすミドリ。




よろしい、まずますってところね。
じゃ、フィニッシュ!というところで
あなたの足元がよろけて転倒してしまいました、
さぁ、どうしますか!?




「え… 最後の大事な決めポーズで!?
 私なら… 私なら…」



うっ!!」


84 N杯フリー コケてテヘヘ サイズ調整.avi.GIF
てへへあせあせ(飛び散る汗) ポリポリ



(なんて舞台度胸!
 あのお茶目な仕草、

 締めのポーズの失敗を一瞬にしてチャラにしてしまったわ!
 なんて子…)



「決まったわ。決定よ。
 …ああ、そこのアナタ、今すぐ辞めてもらうわ。
 代わりにこの子、北島ミドリにネズミーの甥っ子3を演じてもらいます!」



「ええぇーーーーー!
 先生正気ですか!?
 この子さっき来たばっかりですよ!」




「いいのよ。アナタ今までご苦労様。それじゃ。」





げげげ!
あのチビのためにこの私がなんでよー!
超超チョームカつくーっ!
ひらめき …あ、そうだ!いい事思いついた! ふふん




(つづく)




この物語はフィクションです。 
実在の人物、地名、団体名等と似てる気がしても気のせいです。



連載はじめます、夏。
第1話「運命の出会い」
第2話「運命の鍵 1」
第3話「運命の鍵 2」
第4話「運命の扉 1」
第5話「運命の扉 2」
第6話「千の技を持つ少女」
第7話「見えない翼 1」
第8話「見えない翼 2」
第9話「きっかけ 1」
第10話「きっかけ 2」
第11話「きっかけ 3」
第12話「炎の階段 1」
第13話「炎の階段 2」
第14話「試練 1」
第15話「試練 2」
第16話「氷上あらし 1」
第17話「氷上あらし 2」
第18話「氷上あらし 3」
第19話「氷上あらし 4」
第20話「試練 番外編」



1 件のコメント :
  1. 久々にネットの世界に戻ってきました!過去記事さかのぼって読むのが楽しみですが(ヤヌスの鏡がわたしを待っている^^)、まずはこちらで今年初のコメント。
    衝撃の白多ん先生登場にドキドキです。それから、甥っ子3を外されたあの方、いいこと思いついたって、なんだろう、一体。小道具に細工しても無駄なのだよ。
    ところで、46巻ただいま友人たちの間を回っておりますが、あまりの昼メロ化、あるいはレディースコミック風仕上げに、ただただ困惑しています。本筋をどんどん進めてほしいなあ。
    この世のだれも、作者の軌道修正はできないのでしょうか・・・(ため息)
    あ、黒ひげ、最後の一本まで飛び出ずドキドキしていたら、凶がでた!くわばらくわばら・・・

    返信削除

新しい記事 以前の記事
  
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...