2012-07-15

ラフマニノフピアノ協奏曲第二番を聴き比べ検証してみた その3


【前回の記事】
  ラフマニノフピアノ協奏曲第二番を聴き比べ検証してみた その1
 ● ラフマニノフピアノ協奏曲第二番を聴き比べ検証してみた その2



ピアノ協奏曲第2番 (ラフマニノフ) - Wikipedia

第1楽章
モデラート、ハ短調、2分の2拍子、ソナタ形式。ピアノが鐘の響きを模した暗く荘重な和音を弾く序奏で始まり、主部は男性的な第1主題と、感傷的な第2主題によるソナタ形式で書かれている。再現部は行進曲風のリズムの上に弦楽器によって両主題が呼び戻される。コーダは懐旧的な雰囲気が醸し出される中、最後は力強く閉じられる。

第2楽章
アダージョ・ソステヌート、4分の4拍子、ホ長調、三部形式。清らかな情趣に彩られた緩徐楽章。コラール風の短い序奏に続いて、ピアノが奏でる3連音の分散和音を伴奏としてまずフルートが、そしてクラリネットが神秘的な薄闇の夜を思わせる主題を歌う。この主題は順次、ピアノ、弦楽器に受け継がれてゆく。中間部は主題の後半の旋律と、新たに登場する対比旋律によって華やかに展開される。主部の旋律が夢見ごこちに再現される中、消え入るように終わる。

第3楽章
アレグロ・スケルツァンド、ハ長調、2分の2拍子、ロンド風のフィナーレ。導入部で弦楽器が主要主題のリズムを暗示し、ピアノの輝かしいカデンツァを経て、華麗なロンド風主題が提示される。続くオーボエとヴィオラによる副主題は、ラフマニノフが書いた最もロマンティックで美しい旋律。これがピアノで甘く歌い継がれた後、冒頭のテンポに戻って、主要主題にもとづくフガートに移る。副主題と主要主題が呼び戻されて壮麗なコーダに突入、「ラフマニノフ終止」(強打和音の4連打)によって決然と閉じられる。


クラシック音楽資料館 ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第2番ハ短調
クラシック音楽の演奏家一覧 - Wikipedia
極上クラシック - YouTubeで動画を検索・視聴(試聴)
CLASSICAL.pavane.jp クラシック演奏家人名事典
クラシック音楽人名辞典 フリー素材
総合資料室/一世による歴史的ピアニスト紹介




その1・その2記事で紹介した動画のYouTubeのコメント欄には愛好家の辛口コメがズラリ。
辛口っていうのは「あのピアニストが入ってないじゃないか!?」っていうもので、ここに出てくるピアニストの大半を知らなかった私からすれば
「皆さんよーく御存知で凄いわぁ!!」ってな感じで逆に感心したりして。
もちろん、「私はこのピアニストのバージョンが好きだ」っていうコメントは参考になります。
以下、ド素人の感想がダラダラと続きます。耳の肥えた方には申し訳ない内容です。



ただ、それほど詳しくない私でも実は「あれ?アレがないみたいだけど?」と思った音源があって、手持ちのCDを見たらカラヤン指揮でした。

音楽 アレクシス・ワイセンベルク
 (Alexis Weissenberg, 1929年7月26日 - 2012年1月8日)
  ブルガリアのソフィア出身のピアニスト。
  現代の音楽界で巨匠と称される音楽家のひとりである。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
アレクシス・ワイセンベルク(p)
指揮: ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1972録音



私が今までずっと耳に馴染んでいたのはこの音。
普段一番よく聴いている演奏が馴染んでいるとそれが自分の中での基準になって、テンポが早いだの遅いだの、弾き方の強弱だとかオケとのバランスだとかいろんな部分での違いが気になります。
逆に他の演奏を聴いて、「え、ここはこんな緩急つけてるの!?」ってな新鮮さもあり。

この記事を書きながら、今まで「ほしい物リスト」に入ったまま買いそびれていた盤を含めて数枚購入してしまいました。


最初に届いたのがこの辻井伸行×佐渡裕、ベルリン・ドイツ交響楽団盤。

音楽 辻井伸行(つじい のぶゆき、Nobuyuki Tujii, 1988年9月13日 - )

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(DVD付)

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(DVD付) [CD+DVD]
辻井伸行(p)
指揮: 佐渡裕
演奏: ベルリン・ドイツ交響楽団
2008年録音


ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝する前年、19歳の時の録音です。
レコーディング風景が収録されたDVDが付いているのですが、これからこのCDを購入される方にはこのDVDを先に見る事をお勧めします。
辻井君の練習風景からオーケストラの演奏に被さって繋げるという映像が二度、これがもうたまらんのよっ!
特に第3楽章ラストの部分はえもいわれぬ感情が心の底から湧き上がってくるの!


ベルリンでの録音セッション。最後のテイク。
第3楽章を通して演奏した時、伸君と僕らに何かがとりついた!
あれは音楽の神様だったのか。
そんな胡散臭いことを書くと怒られそうだが、とにかく物凄いエネルギーがスタジオの中に充満した。
最後の音が力強く鳴り響き、その残響が全てなくなった瞬間、彼への惜しみない拍手がオーケストラから贈られた。
スタジオは幸福感で一杯になった。多くのメンバーがブラボー!と声をかけてくれた。
「やったねー!」録音を終えて、満面の笑顔の僕たちふたり。
その瞬間に切ったシャッターが、今回ジャケットになったこの写真。
伸君!またいつか新しい記念写真を撮ろうね!


佐渡 裕(ライナーノートより)

ややゆったりとした演奏ではありますが、ピアノと指揮者、オケがそれぞれ互いを尊重し、調和すること・音を大事に奏でることを強く意識した、そんな演奏に感じられました。

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール

冒頭、明らかにピアノとオーケストラの音がずれています。
残念ながらそれは演奏中にもたびたび見られます。
辻井君には指揮者が見えません。
「コンクールなんだからお前が俺らの演奏に合わせろよ」というのであればこんなに音楽を冒涜した行為はありません。
腕を競うコンクールという場においても、観客もそして審査員も素晴らしい演奏を聴くために会場にいるのです。

この動画を見てモヤモヤがずっと取れなかったという事もあって、辻井×佐渡盤のCDは購入して聴いてみて本当に良かったと思っています。
欲を言えば優しい音ではあるけど激しさには欠ける。
それは彼がこれから年を重ねるごとに身につけていくものであり、年代ごとのカラーを出していけるのではないでしょうか。


2013年08月07日 追記

辻井くんがBBCプロムスにデビューした動画があがっていました。


 BBC - Proms - Prom 6 David Matthews, Rachmaninov & Nielsen 2013
辻井伸行さん、英国音楽の殿堂で公演 6000人拍手喝采 ― スポニチ

演奏する辻井さん
16日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで演奏する辻井伸行さん(英BBC放送提供)
Photo By 共同
 新進ピアニストの辻井伸行さん(24)が16日、英国の音楽の殿堂といわれるロンドン中心部のロイヤル・アルバート・ホールで公演した。

 英BBC放送の主催で毎年夏に約2カ月間行われる世界最大規模のクラシック音楽の祭典「プロムス」に招かれて出演した。辻井さんのロンドンでの公演は昨年5月に続いて2回目。

 辻井さんは生まれつき目が見えず、2009年のバン・クライバーン国際ピアノコンクールでの優勝をきっかけに脚光を浴びた。

 この日は同コンクール決勝でも弾いた得意曲であるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏。約6000人の聴衆から拍手喝采を受けた。

 公演に先立ち、辻井さんは「このホールで演奏できるのは光栄なこと。今日の曲にはいろいろな思い出があるので、プロムスでも弾けるというのはすごく楽しみ」と話した。(共同)
[ 2013年7月17日 08:51 ]


指揮: ファンホ・メナ 演奏: BBCフィルハーモニック(2013年7月16日)

「盲目のピアニスト」という紹介は必ずついてきますが、舞台に立って音を奏でた瞬間、それは意味を持たなくなります。
確かにピアノソロ演奏と違ってオーケストラとの共演となるとヴァン・クライバーンコンクールのように指揮者が見えないという大きなハンデは背負ってしまうわけですが。

心が荒ぶった時にはこの動画を見るといいよ。じっくり音に耳を傾けるといいよ。
CD盤を聴いたときには「やさしい音」と書いたけど、穏やかな部分があるからこそ激しさも際立つの。グワァァァァーーーとたたみかけるラスト、鳥肌立つわいろんなところから汁が出るわもうたまらんわ。
聴衆の万雷の拍手と歓声とスタンディングオベーション、それが全て。
彼には彼にしか見えないものが見えているのだろうね。


「これがないじゃないか」との意見が多く見られたのはツィマーマン。

音楽 クリスティアン・ツィマーマン(Krystian Zimerman、1956年12月5日 - )
  ポーランドのピアニスト。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番、第2番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番、第2番
クリスティアン・ツィマーマン(p)
指揮: 小澤征爾
演奏: ボストン交響楽団
2000年録音



鐘の響きを表現した出だしの音は丁寧すぎるほど丁寧に重厚に、そこからは急に早くなったかと思いきや緩急が山あり谷ありと来る。
「お、そこでこう来るか!?」っていう波が寄せては返しでやってくる。
ピアノの音がクリアで「え、こんなメロディで弾いてたっけ?」って思わされる事しばしば。
今まで聴いてたワイセンベルク×カラヤン盤はピアノ協奏曲なのにピアノの音がやや控えめ。むしろオケに埋もれがち。
だから余計にこのツィマーマン盤が新鮮に聴こえたんだろうなぁ。
「主役はピアノです!」っていうのを前面に打ち出した感じの音。

録音年から計算してツィマーマンは当時43、4歳。
持って生まれた才能・技術だけでは出せない味ってこういうのなんだろうなぁ。

第3楽章が圧巻!!!

聴き終わった後、辻井君の盤が薄味に思えてしまった・・・
いや、でもそうじゃないんだよなぁ。
辻井君のは気持ちが優しくなれるの。聴いてて穏やかな気持ちになれるの。
だからこのツィマーマン盤はテンションあげたい時に聴くといいんだろうなぁ。
聴き終わった後、思わず「ブラボー!!」と(心の中で)叫んだ、そんな一枚でありました。


これは様々な楽団・指揮者のラフマニノフ曲演奏が収録されたオムニバスです。
ピアノコンチェルト第二番はリヒテル(p)/ヴィスロツキ、ワルシャワフィル。

音楽 スビャトスラフ・リヒテル
 (Sviatoslav Richter、1915年3月20日 - 1997年8月1日)
  ソビエト連邦のピアニスト。

ラフマニノフ:協奏曲2番/交響曲2番

ラフマニノフ:協奏曲2番/交響曲2番
スビャトスラフ・リヒテル(p)
指揮: スタニスラフ・ヴィスロツキ
演奏: ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
1959年録音

 

リヒテル44歳、1959年の録音です。
ステレオ初期の録音という事ですが、古さを感じさせる事無く聴けます。
ただし、他の盤を聴いた後だったので余計そう感じたのですが、オケの音が弱い。
オーディオマニアの音にうるさい人はもっと気になるんだろうけど。
私好みの低音がズガーンズガーンと響いてくるものがなかったのよね。
(そう、ワイセンベルク×カラヤン盤はピアノが弱くてもオケの重厚感が気持ちいいのです)
でもヘッドフォンで聴いたらこれがまたいい。
第3楽章じわじわと、クライマックスへ向けてダダダーっとたたみかける音の洪水がこれまたたまらん快感!
最初は「あれ? うーん・・・」なんて思ってたのに、聴くたびに味が出るスルメのような盤かな。

このCDは他にも
「ヴォカリーズ」(ロリン・マゼール指揮、ベルリンフィル)
「パガニーニの主題による狂詩曲」(アシュケナージ(p)/プレヴィン、ロンドン交響楽団)
という有名曲も入って2枚組で定価1,500円。
ラフマニノフ入門として一枚持っていて損はないかと思いますよ。


“二番は基本これだけは押さえとけ” 的な盤らしいのですが、そんな事は知らずにわからずに、 “一番から四番まで入ってお買い得” 的な感じで買おうと思いながらずーっと買いそびれていたこの盤をようやく購入できました。

音楽 ウラディミール・アシュケナージ(Vladimir Ashkenazy, 1937年7月6日 - )
  ソヴィエト連邦出身のピアニスト、指揮者。アイスランド国籍スイス在住。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1~4番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1~4番
ウラディミール・アシュケナージ(p)
指揮: アンドレ・プレヴィン
演奏: ロンドン交響楽団
1970年録音

Piano Concertos 1-4

Piano Concertos 1-4 [CD, Import]
ウラディミール・アシュケナージ(p)
指揮: アンドレ・プレヴィン
演奏: ロンドン交響楽団
1970年録音

  

なんでもっと早くに買っておかなかったんでしょう。
ていうか、これがこれまでに幾度となく耳にしていた馴染みのある音だったのかも・・・!
全然違和感なしにスッと気持ちよく入ってきます。
何度でもおかわりできます。

ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番ハ短調&第4番ト単調

ラフマニノフ: ピアノ協奏曲第2番ハ短調&第4番ト単調
ウラディミール・アシュケナージ(p)
指揮: ベルナルト・ハイティンク
演奏: アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
1984年録音

  
ずっと上の一番~四番盤との違いがわからなかったのですが、二番の録音年と演奏が全然違うのですね。
プレヴィン盤は正統派、ハイティンク盤は王道、っていうのが私の感想。
どちらも心地いい。強いて言えばこのハイティンク盤が好み。
冒頭の鐘の音のアルペジオが他の奏者にはない弾き方なのもいい感じ。
あー、聴いてて幸せになれます。


Amazonのレビューは参考にはなるけど最終的には聴く人それぞれの好みだし、好き嫌いの評価は両極端なものが多く見られました。
人の意見に左右されずに実際に自分の耳と感性でピッタリ馴染むものを見つけていくしかないなぁ。
(とはいえ、高評価が多いと「名盤」と思ってしまうのもまた人間)

そして、あまりにもベタ褒めなレビューが多く目に付いたので「ここはひとつ乗っかってみようか」と思って注文したのがこの盤。

Piano Concerto 2 / Rhapsody on a Theme of Paganini
Piano Concerto 2 /
Rhapsody on a Theme of Paganini [Import]
ゲオルゲ・ヴァチュナーゼ(p)
指揮: ジャンスク・カヒッゼ
演奏: トビリシ交響楽団

インポート品なのでこれを書いている時点ではまだ届いていません。
なんと某100円ショップで売られているCDの音源なんだそうです。


動画が第2楽章だけあがっていました。尻切れトンボで突然終わるし!たらーっ(汗)
でもなかなかいい感じじゃないですか。これは大いに期待が持てる!!
George Vatchnadzeさんのお名前がCDではスペルが間違って記載されているらしいです。

240円プラス送料340円・・・!!!


2012年07月23日追記

CD届きました。期待が大きかった分「・・・」でした。
ジャンスク・カヒッゼはグルジアを代表する指揮者で、トビリシ交響楽団の芸術監督・首席指揮者を兼任、とな。

トビリシ交響楽団でググったらトップに出てきたのがコレ。
 幽霊オーケストラ
 廉価盤CDの楽しみ

トビリシ交響楽団は実在するオーケストラとして名前があげられているだけですが。
はあぁ・・・

以前、「うさんくさいなぁ」とは思いつつ買ってしまったCDショップのワゴンの中にあったシェヘラザードの廉価盤(300円!)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団って書いてあるけど。
それほど悪くはなかったけど、かといって何度もリピートするほどでもないって盤。

廉価盤は廉価盤なりの楽しみ方ってのがあるのね。
それを楽しめる人にこのCDお譲りしますわ・・・
第3楽章、衝撃的でした。
オケの編成と楽譜が他とは違うの?
ピアノ、そんなところでミスするの!?
「いよいよ盛り上がってまいりました」ってところで。
もう一曲、「パガニーニの主題による狂詩曲」が入っていて、「せめてこっちはそれなりに聴けるかな」と思ったら

途中でリタイアしました。未熟者です、すみません・・・
CD見たら別のピアニストでしたわ・・・
まぁ聴き比べする過程ではこういう盤もあったわねって事で、でもたぶんもう聴かない。

やっぱり人の意見(好み)イコール自分の好みではないのだということを改めて身を持って体験。

一応これはSony Music Entertainmentの正規盤なんですが、興味がある方は某100円ショップとやらでチェックしてみてはいかがでしょう。
どこなんでしょう。
ダ○ソーぐらいしか思いつかなくて最寄りの店にあるか見に行ったりなんかしたけど、クラシックが全然置いてなかったわ。



2012年08月30日追記

その1記事終わりの方で書いた、伊藤みどり選手が使用したコチシュ・ゾルターンのピアノ演奏第一番の音源CDを購入、 なんとラフマニノフ5枚組です!!!
といってもこれから何度も聴くのはピアノ協奏曲第一番・第四番・パガニーニの入ったDisk1と、第二番・第三番・ヴォカリーズのDisk2になると思いますが。
(合唱曲はちょっと苦手)

音楽 コチシュ・ゾルターン(Kocsis Zoltán, 1952年5月30日 - )
  ハンガリーのブダペスト出身のピアニスト・指揮者・作曲家。

Ultimate Rachmaninoff (Slip)

Ultimate Rachmaninoff (Slip) [Box Set, Import]
コチシュ・ゾルターン(p)
指揮: エド・デ・ワールト、シャルル・デュトワ 他
演奏: サンフランシスコ交響楽団
1982 - 1984年録音

第一番のために購入したのだけれど、コチシュ・ゾルターンの第二番は速いというレビューに一抹の不安
・・・と思いきや、やっぱり他人の意見・嗜好と自分は違うって改めて思わされました。上のゲオルゲ・ヴァチュナーゼCDの件も含めて。

速いっていうのは部分的であって、全体が同じテンポでガンガン爆速っていうんじゃなく、私にはこういうのもアリ、むしろ心地よく何度でも聴ける盤。
今もこれBGMで流してるんですが、フィギュアスケートで使用するにはむしろこれぐらいのテンポがいいんじゃないかって思うくらい。
こういうのが「ラーメンの味」なのねぇ。
辻井ラーメンの後で食べたら味の違いに多少戸惑う人もいるかもしれないけど。


この動画は第1楽章のみになっています。
機会があればぜひ第3楽章まで全部聴いてみてください。
第3楽章は「速い=指がよく回ってる」って事で、逆に超絶技巧を楽しんだっていいんじゃない?
コレ、1,126円(送料340円)の5枚組ですよ!!第一番ももちろんガンガンリピート。
これはとてもいい買い物でございました。ゲオルゲさんのCD買う前にこっちを買ってればなぁ・・・

Amazon.co.jp: Ultimate Rachmaninov: Various artists: MP3ダウンロード・試聴
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
コチシュ・ゾルターン(p)
指揮: エド・デ・ワールト
演奏: サンフランシスコ交響楽団

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
コチシュ・ゾルターン(p)
指揮: エド・デ・ワールト、シャルル・デュトワ 他
演奏: サンフランシスコ交響楽団
1982 - 1984年録音

 


2013年07月01日追記

聴き比べその4記事で紹介した、前から気になっていたニコライ・ルガンスキーのCDを勢いでポチってしまいました。

音楽 ニコライ・ルガンスキー
(Nikolai Lvovich Lugansky, 1972年4月26日 モスクワ - )
  ロシアのピアニスト。

Rachmaninov: Piano Concerto 1-4 Paganini Rhapsody 

Rachmaninov: Piano Concerto 1-4
Paganini Rhapsody [CD, Import]
ニコライ・ルガンスキー(p)
指揮: サカリ・オラモ
演奏: バーミンガム市交響楽団

これは別々に発売されている1番&3番、2番&4番、狂詩曲&変奏曲の3枚をセットにしたインポートCDです。
ブックレットは英語です。日本語で書かれた詳細な解説込みで楽しみたいという方、2番(もしくは別の曲)だけでいいという方はそれぞれ該当のCDを買われた方がよいでしょう。
CD3枚分の値段(アバウト)で3倍(もしくはそれ以上)楽しめるし、私は上記のインポート3枚組をお勧めします。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第4番 

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第4番
ニコライ・ルガンスキー(p)
指揮: サカリ・オラモ
演奏: バーミンガム市交響楽団
2005年録音

これはワーナーミュージック・ジャパンから発売されているピアノ協奏曲第2番&第4番、中身は同じです。

Nikolai Lugansky plays Rachmaninov


この動画はピアノ協奏曲2番の触りを弾きながら曲の解説をしているものですが、これを見ただけでも「全部聴きたい!」って思わせる存在感でしょ?
他のピアノ協奏曲やパガニーニの動画もあるんだけどここでは割愛。

1番はみどり使用音源のコチシュ・ゾルターン盤をずっとヘビーローテーションしていてそちらに耳が慣れすぎたせいかやや大人しい感じの印象。
2番ですよ2番。いいですよこれ!若干オーケストラの音が前に出ている感もなきにしもあらずですが(プレーヤーの設定・環境にもよるかも)、全体を通してバランスが取れていて耳にスッと入ってくる。心地いい音。
これを書いている時点では今シーズン2番で滑る事が発表された浅田真央選手のフリーの音源はまだわかりませんが、フィギュアスケートで使用するには動きとリズムを合わせやすい音のように感じました。
(フィギュアスケートブログなものですぐこういう妄想しちゃうの、ごめんなさい。真央ちゃん、この音源の第3楽章使わない?)

 京都市交響楽団 東京公演 | 主催公演 | 株式会社AMATI 

【日時】 2014年3月16日(日)14:00開演(13:15開場)
【会場】 サントリーホール

【出演】 広上淳一(指揮)、京都市交響楽団
 ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
 
【曲目】 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
 マーラー:  交響曲第1番 ニ長調「巨人」

【入場料】S¥6,000 A¥5,000 B¥4,000 P¥3,000  10/5(土)10:00~一般発売予定


生ルガンスキーの生ラフマニピアコン2番の生演奏ですよ! <3
ソチ五輪閉幕の少し後ですねぇ。行きてぇなぁ聴きてぇなぁ (*´Д`)ハァハァ

情熱的かつ情感たっぷりにピアノに魂を込めたライヴ演奏動画はその4記事にありますので・・・って書こうとしたけど久しぶりに見た(聴いた)らやっぱり素晴らしい名演奏だったのでここにも載せておきます。

指揮: アントニ・ヴィト 演奏: ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団(2011年7月25日)

心が洗われます。潤います。あまりの迫力に画面が揺れる揺れる揺れる!
弾き終わった瞬間のドヤ顔、最高!
ブラボオオオオオオーーーーー!!!



ふぅ・・・どんだけー!ってくらいありますねぇ。

自分用にラフコン2番のCDをいろいろ探しているうちに、いろんなバージョンを求めて聴き比べしている人が数多くいる事を実感しました。

今更ながらとんでもないところに足突っ込んじゃった気がする・・・
一つ聴けば満足ってものではないのがこの曲が持つ中毒性。
どこかで見たけどラフコン2は「ラーメンの味を求めるようなもの」だって。
うまいこと言うなぁって思っちゃった。なるほど。
麺とスープと具、料理人で味は無限大だもんなぁ。
この味が一番好きだけど、「今日はとんこつの気分」とか「冷やし中華でさっぱり食べたい」とかね。
麺にもそれぞれのスープに合う太さってあるし、ゆで時間でコシも変わってくる。
スープだって何十種類もの具材を何時間も煮込んだだけじゃダメ、ちゃんとアクを取ってやらないとね。

演奏当時のピアニストのテクニック・解釈、指揮者、オーケストラとの相性、録音された年代と録音状況、様々な条件でどれひとつとして同じものはありません。
聴き比べ動画はあんなにたくさんの盤違いがそろっていたけれど、あれでもまだ一部。気が遠くなりますね。

私が購入した盤に関してはどれもそれぞれの持ち味があって「ハズレ」はひとつもなし!!
やっぱり全てを購入するというのは不可能なので、その中でもいいものを結果的に選択できて満足しています。
(注:最後にやっちまったぜぃ。あくまでも私の好みですので)

これからもラーメンの味を求めてぼちぼちと旅しよっかなぁ。




興味がない方には退屈な記事だったかもしれませんが、前の(フィギュアスケートにおける)ラフマニノフ記事3つが今でも定期的に読んでいただけてる事を考えたら、これからこの記事もラフコン2番を求める人の参考・お手伝いになれる記事になっていけるかもしれません。
私もこの先自分が参考にするためにかなりの時間をかけて調べてここに載せました。

尚、YouTubeの動画はあくまでもどういう音かを知る手掛かりというか参考として載せました。
パソコンの音とCDでは雲泥の差です。
各自のCDを再生するプレーヤーにも寄りますが、全てを購入するのはとても無理でも、興味を持ったものから購入してぜひ自分の耳で好みの音を見つけていってください。




その4記事はこれまでに載せられなかったその他の奏者の動画(CD)を紹介、その2記事のように動画をいつでも好きな時に見られるよう(聴けるよう)資料的記事になります。

変則的ですがこの後、その1記事の終わりにフィギュアスケートで使用された音源を探っていく追記をします。












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