2012-07-23

ラフマニノフピアノ協奏曲第二番を聴き比べ検証してみた その4


【前回の記事】
 ラフマニノフピアノ協奏曲第二番を聴き比べ検証してみた その1
 ラフマニノフピアノ協奏曲第二番を聴き比べ検証してみた その2
 ラフマニノフピアノ協奏曲第二番を聴き比べ検証してみた その3


その4記事はこれまでの記事には出てこなかったピアニストのラフコン2をいくつか取り上げます。
その2その3記事のようにいつでも好きな時に好きな動画を見られる(聴ける)よう、動画保管庫のようなものになります。
以下、ド素人の感想がダラダラと続きます。耳の肥えた方には申し訳ない内容です。

クラシック音楽資料館 ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第2番ハ短調
クラシック音楽の演奏家一覧 - Wikipedia
極上クラシック - YouTubeで動画を検索・視聴(試聴)
CLASSICAL.pavane.jp クラシック演奏家人名事典
クラシック音楽人名辞典 フリー素材
総合資料室/一世による歴史的ピアニスト紹介






音楽 ラン・ラン(Lang Lang〔中国語 :郎朗〕, 1982年6月14日 - )
  中国遼寧省瀋陽出身のピアニスト。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&パガニ-ニ狂詩曲

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&パガニ-ニ狂詩曲
ラン・ラン(p)
指揮: ワレリー・ゲルギエフ
演奏: マリインスキー劇場管弦楽団
2004年録音



指揮: サイモン・ラトル 演奏: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
ジルヴェスター・コンサート 2009(2009年12月31日)


指揮: ヤックヤ・リン 演奏: シドニー交響楽団 シドニーオペラハウス(2011年7月11日)

映像(オーバーアクションと顔芸)と音が楽しめる動画と違ってCDは音が全て。
冒頭ネットリゆったり弾くのはCDもライヴも同じ。曲の解釈のこだわりを感じます。好き嫌いは分かれるでしょうが。
終盤に向けてグイグイ加速、ラン・ラン独自の世界観に引き込まれていきます。左手がお休みの時はなぜかその手で指揮をしています。こりゃリピート止まらんなぁ。
ラン・ラン・・・いつか生演奏聴いてみたい。見てみたい。ぜひ。
観客の心から感動する気持ちがダイレクトに伝わってくる動画でした。
(シドニーのお客さーん、楽章の間は拍手しなくていいのよー!)
見終わった後、ずーっと拍手が鳴り止まないのがわかるわぁ。指揮者・オーケストラと共にこの音を奏で作り上げることができた喜び、称え合う気持ち。
音楽って素晴らしい。


音楽 ニコライ・ルガンスキー
(Nikolai Lvovich Lugansky, 1972年4月26日 モスクワ - )
  ロシアのピアニスト。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第4番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第4番
ニコライ・ルガンスキー(p)
指揮: サカリ・オラモ
演奏: バーミンガム市交響楽団
2005年録音

Rachmaninov: Piano Concerto 1-4 Paganini Rhapsody

Rachmaninov: Piano Concerto 1-4
Paganini Rhapsody [CD, Import]
ニコライ・ルガンスキー(p)
指揮: サカリ・オラモ
演奏: バーミンガム市交響楽団



指揮: アントニ・ヴィト 演奏: ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団(2011年7月25日)

ルガンスキー、惚れた!(結局こういう激しくて入り込んじゃうタイプに弱い)
あまりの迫力に画面も揺れてます!!!
ここで紹介できるスペースはもうないのだけど、普段着で練習してる動画がこれまた凄かった。
これからルガンスキーいろいろ聴いちゃおう!


音楽 ヴァン・クライバーン(Van Cliburn、1934年7月12日 - 2013年2月27日)
  アメリカ合衆国のピアニスト。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
&ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ヴァン・クライバーン(p)
指揮: フリッツ・ライナー
演奏: シカゴ交響楽団




辻井君が優勝したコンクールの大会名、ヴァン・クライバーンその人の若かりし頃の演奏です。
モノクロですが古さを気にすることなく見る(聴く)ことができました。
映像のアングルに凝ってない分ピアニストの手が映されている時間が多く、音と手の動きがわかりやすいです。腕を素早く引くんですね。
ズガガガガンッ!って終わり方にびっくりした!
2013年2月27日永眠。合掌。


音楽 アルカディ・ヴォロドス(Arcadi Volodos, 1972年2月24日 - )
  ロシアのピアニスト。

指揮: リッカルド・シャイー 演奏: ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1998年)

これはいい!何度でも聴ける。
ピアノ協奏曲としてのピアノとオケのバランスがちょうどよく取れてるように感じます。
風貌はちょいといかついですが。時々のけぞりますが。
ランランとはまったく違うタイプの顔芸も見逃せない。

↓↓有無を言わさずピアノの腕を見せつけたこの動画が凄いの!↓↓


ぽかーん・・・なんじゃこりゃ。人間じゃないよね。指30本くらいあるの?
凄いものを目の当たりにして固まる観客。
世の中は広い。広いなぁ。


音楽 ヴァレンティーナ・リシッツァ(Valentina Lisitsa, 1969年12月11日 - )
  ウクライナ生まれのピアニスト。現在、アメリカ合衆国に在住。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
ヴァレンティーナ・リシッツァ(p)
指揮: マイケル・フランシス
演奏: ロンドン交響楽団
2013年録音


まずはコチラの動画を見てください。
ピアノに魔法かけてます。(・・・魔術か?呪文か?)

Valentina Lisitsa plays Rachmaninoff Etude Op. 39 No. 6


あーすごかった・・・口あんぐり。
超絶技巧なんて言葉さえも当てはまらないです。魔法だ魔法!!
おっと、これはまだ前菜、前フリですよ。
リシッツァ(ニコ動では「りっちゃん」と呼ばれてた)のピアノ独奏の迫力が凄かったので、オケ抜きではありますがここでご紹介。
(一番の動画もよかったのですがいずれ別の機会に)

ピアノ独奏

ずっとこの曲を聴いていたこともあって、脳内でオーケストラの音が同時再生されて聴けました。
でもやっぱりこの曲は「ピアノ協奏曲」なんだよなぁ。
ピアノが主役であってもオケとの調和で成り立つ楽曲。


「ピアノが主役であってもオケとの調和で成り立つ楽曲」って書いたばっかりなのに・・・オケが酷すぎる。
ラジオ体操みたいな指揮者、ピアノの方全然振り向かないし。
一番の聞かせどころでズレるとかありえないし。
最後メチャクチャじゃないの。
Valentina Lisitsa in Seoul S Korea 2000

ピアニストの力量で引っ張っていってもらってなんとかなってる、そんな演奏でした。


音楽 アール・ワイルド(Earl Wild, 1915年11月26日 - 2010年1月23日)
  アメリカ合衆国のピアニスト・作曲家。

Rachmaninoff: Piano Concerto no.2, Isle, etc./Wild, Horenstein
Rachmaninoff: Piano Concerto no.2, Isle, etc.
/Wild, Horenstein [Import]
アール・ワイルド(p)
指揮: ヤッシャ・ホーレンシュタイン
演奏: ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
1965年録音



うーん、速い。速すぎる・・・(部分的に)
曲の情感味わう余裕が持てなくてせわしない感じというか。
普段ゆったりした演奏を好んで聴いてる人だったら倍速くらいに感じるかも。
っていうのは言い過ぎですが。
第1楽章の終わりの緩急はかっこいいなぁ。
同じアール・ワイルドの一番、なかなかいいのですよ。
いずれ一番特集しちゃいましょうか。
二番記事ほど膨大にはならない・・・はず。(保証はしないけど)


音楽 中村紘子(なかむら ひろこ、1944年7月25日 - )

チャイコフスキー : ラフマニノフ:ピアノ協奏曲

チャイコフスキー : ラフマニノフ:ピアノ協奏曲
中村紘子(p)
指揮: エフゲニー・スヴェトラーノフ
演奏: ソヴィエト国立交響楽団
1990年録音



全体的にはかっちりガッチリとした印象。
オケのバランスはどうにかならなかったのかなぁ。なんでこうなるの?
幾度となく突然トランペットが飛び出てくるんだもの、ビックリするわよ!
あれ?ストレートラインステップのあの部分、そんな音になっちゃうの!?
とにかくこの盤はオケが個性的すぎて、ただただ驚いた。あー驚いた。
おかしいなぁ、私の知ってる曲と違う気がする・・・
ピアニスト・ピロコ様としては悪くはないけど目立ち過ぎる事もなく。

ちなみに同じ指揮者オケの組合せのピロコ様第一番の試聴を聴いてみたんですが・・・
ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第1番&パガニーニの主題による狂詩曲 / 中村紘子 (演奏); ...
おかしいなぁ、私の知ってる曲と違う気がする・・・




動画に加えた感想はあくまでもド素人である私の勝手な主観でしかないので、特に専門的な用語も出てこないし深い分析をしているわけでもありません。
ここを見てくださる方々がこれから自分の好みに当てはまるものを探していけるお手伝いになれれば幸いです。

「ラーメンの味を求めるようなもの」

本当にそうだよなぁ。
さすがにちょっと今満腹に近い状態ではありますが。
その3記事の辻井君とツィマーマンは対極かもしれないけどそれぞれの味は良かった。
ツィマーマンラーメンばっかりじゃ胃もたれするんだよ。
辻井ラーメン食べたい気分の時もあれば、ふらり立ち寄った店のルガンスキーラーメンみたいに
「これよこれ!この味を求めてたの!!」っていうやみつきになる味に出会える事もあるし。
その2記事で出てきたスティーヴン・ハフは前にベルリンフィルのヴァルトビューネ野外コンサートでパガニーニを演奏してるのを見て気になってたピアニストなので、視聴できるところも探せなかったのでこれからチェックしたいですね。

ラフコン2ラーメン・・・  
ピロコ様の盤は激辛ラーメンかもなぁ。刺激的なお味でした。




YouTubeの動画はあくまでもどういう音かを知る手掛かりというか参考として載せました。
パソコンの音とCDでは雲泥の差です。
各自のCDを再生するプレーヤーにも寄りますが、全てを購入するのはとても無理でも、興味を持ったものから購入してぜひ自分の耳で好みの音を見つけていってください。

クラシック・オーケストラは敷居が高いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、可能であれば生のオーケストラの音を会場でぜひ体感してみてください。
CDとはまったく違うホールでの音の響きに感動することでしょう。
あ、もちろんどんな曲でも演奏団体でもって事です。

もちろん演奏前には携帯の電源は切っておくのは常識。
いるんだよぉ、たまに。ぶち壊し。ダメよぉ。
楽章の間は拍手しなくていいのよぉ。
咳払いはこらえとけよぉ。したくなっても気合でこらえろよぉ。
のど飴常備しとけよぉ。




今回のラフマニノフピアノ協奏曲第二番の記事はその1を基本として、他は曲を知ってもらう上での補助・資料的なものとなりましたが、ここまで書かないとその1記事の後半部分は書けませんでした。
以前の「フィギュアスケートにおけるラフマニノフピアノ協奏曲第二番」記事はフィギュアスケートのプログラムとして使用する観点で書いていますからあれはあれで思い入れのある記事でしたが、あの内容だけでは消化不良でもあって、いつかはきちんとこうした記事を書きたいと思っていました。
「32人のピアニストによるラフマニノフピアノ協奏曲2番1楽章」の動画を見なかったらここまでやろうという気にはなれなかったでしょう。
背中を押してくれた動画と動画主様に深く感謝いたします。


フィギュアスケートで使われた曲で取り上げて記事にしたい曲はいくつもありますので、近いうちに形にできるよう頑張ります。












2 件のコメント :
  1. ラン・ランのやつ、発売は2011年ですが、録音は2004年では?

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    返信
    1. 後ほど修正しておきます。
      ご指摘ありがとうございます。

      削除

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