
2015年世界選手権記事
アイスダンス/ペア 女子 男子 エキシビション
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※ 動画は選手名にリンクさせてあります。
※ 選手の演技後のコメントはJ SPORTS(羽生選手のみサンスポ)より抜粋。
男子フリー リザルト プロトコル 最終結果
第3グループ・6分間練習
第3グループの6分間練習がスタート。
<第3グループ>
13:ナム・グエン(カナダ)
14:ミハル・ブレジナ(チェコ)
15:アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
16:フローラン・アモディオ(フランス)
17:ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)
18:アダム・リッポン(米国)
13:ナム・グエン(カナダ)
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ナム・グエン(カナダ)の演技がスタート。SPの得点は77.73点。
FS得点はシーズンベストの164.86点(技術点88.28点、演技構成点76.58点)。SP、FSの合計242.59点で暫定トップに立った。
ナム・ニューエン(カナダ)164.86 4位 総合 242.59 5位
すごく緊張しました。4サルコウに不安があって……一番の大技なので。でも降りたのでうれしいです!その後の良い演技にも繋がりました。(今季学んだこと)「出来る限り、一生懸命頑張ること・自分自身を律すること・成長し続けること」です。スケートアメリカではメダルを取って、四大陸ではちょっと沈みました。復活しようと思ってやってきて、今こうして良い演技が出来ましたので、本当にうれしいです。(オーサーコーチとの練習について)ブライアンにお世話になるのは、本当に光栄です。多くの面で助けて頂きます。練習で苦しんでいる時、いつだって手を差し伸べて良い方向に導いて下さいます。(今後の目標)改めて、四回転をショートに入れることです。来季は4トゥループにも取り組みます。
14:ミハル・ブレジナ(チェコ)
ミハル・ブレジナ(チェコ)136.99 15位 総合 213.83 15位
今季はすごく良いシーズンとなりました。昨年からの復帰シーズンでしたから。(2トゥループが3回になり)今日の演技はそれほど良くなかったですし、こういうこともあるのですが、もうこのミスは2回目ですので、今回で懲りないといけません。やっている最中は気付かず、3アクセル-3トゥループをしたかったんです。でもチキッてしまって(chickened out 日本語と同じ形容)2トゥループになり、全部の得点を持っていかれました。最初の2トゥループは(四回転ではなく)3トゥループの予定でした。この1週間4トゥループに不安があったので。3アクセル-3トゥループは決められたはずなのに!ずっとこの構成で練習していましたし、やる体力も残っていました。あの時はまだ元気があって、構成通りに出来ました。構成を変えたくなかったのに!それが今日の失敗です。演技そのものはすごく良かったです。良い内容でした。演技構成点も高いですよね(全体の7番目)。(今後の目標)来季は調整をしっかりやって、強くなって戻って来ます。

日本のファンからのプレゼントと思われるくまモンティッシュカバーはとても気に入って愛用してくれてるみたい。プレゼントした人よかったですねぇ。 世界に向けてこれだけくまモンをアピールしてくれたナムくんにくまモンおよび熊本県関係者は彼に何か感謝の品を贈ってあげてください。

ミハルがダブルトゥループ跳び過ぎチョンボをやらかして(´・ω・`)ショボーン
あまり良い演技ができなかった選手の得点発表の時にははしゃがず控えめに拍手。場の空気を読むことのできる16歳。
15:アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
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アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)の演技がスタート。SPの得点は74.98点。
FS得点は134.28点(技術点67.48点、演技構成点67.80点、減点1.00点)。SP、FSの合計209.26点。
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)134.28 16位 総合 209.26 17位

空元気の自爆ビチェンコに軽く手を降るナムくん、二元中継されているのを見たコーチが大ウケ。
「おーいナムくん、俺にも手を振ってくれよー!」
コーチ、笑ってる場合じゃないよ。楽しそうだなぁ。でも点数伸びずにビチェンコ複雑な顔。
16:フローラン・アモディオ(フランス)
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フローラン・アモディオ(フランス)の演技がスタート。SPの得点は80.84点。
FS得点はシーズンベストの148.78点(技術点70.76点、演技構成点78.02点)。SP、FSの合計229.62点で暫定3位につけた。
フローラン・アモディオ(フランス)148.78 11位 総合 229.62 9位
このレベルの演技でシーズンを終えられてよかったと思います。もちろん完璧ではなかったですが、うれしいです。シーズンベストを最後に出せて、自分にとっては最高です!ミスはたくさんありますがほぼ230点を出しました。トップ集団の中で滑って世界のトップ10を目指して戦いました。男子シングル界でフランス魂を見せられて、誇りに思います。まだやらなければいけないことはたくさんありますが、この得点はよく頑張ったと思います。世界王者になるのはほど遠いにしても、ここでベストを出せてよかったです。この調子で続けていけば、それが大きな自信やモチベーションに繋がります。

ていうか、アモディオは今はこの現状で満足しちゃってるのか・・・うーん・・・
モロ蔵んとこ離れたのは良かったけど、それってフランス魂なのかい?
ビーチク透けてますよ。
17:ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)
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ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)の演技がスタート。SPの得点は78.52点。
FS得点は156.37点(技術点78.73点、演技構成点77.64点)。SP、FSの合計234.89点で暫定2位入った。
ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)156.37 7位 総合 234.89 6位
何年か振りの最高の演技でした。多くの困難に打ち克ちました。ホームで戦えてうれしいです。それだけに緊張もしていました。自分自身の最上の構成をやり切りました。大きく成長出来ました。あたたかく応援して下さった中国の皆様に感謝申し上げます。忍耐と厳しい練習が実を結びました。ウズベキスタンにとっても最高の結果となり、両親に感謝したいです。(ミーシャ振付師の演目解説『シェルブールの雨傘』)哀しい恋の物語です。戦争で離れ離れになってしまう恋人達を描いています。男性が何年か出兵している間に、2人はもう一緒にいられなくなります。彼は彼女のことを愛し続けている。でも、彼女のことを手放すんです。(作品・踊りのスタイルについて)いろんなスタイルを試しています。このプログラムでは良い結果を得られました。

「おーい!」「映ってるよー!」
会心の演技ができた満足感が弾けて画面を通じて激しく手を振り合う心霊写真プリント衣装ミーシャとナムくん。そんな微笑ましい様子を優しい眼差しでニコニコしながら見つめるミーシャパパ。パパは息子ほどお調子者ではないようだ。

アモディオとは波長が合ったものの、暫定トップの席には未だナムくんひとりっきり。ここまでずっとナムくんのターン。もうすぐとても気の合うお友達が合流しますよー。
18:アダム・リッポン(米国)
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アダム・リッポン(米国)の演技がスタート。SPの得点は75.14点。
FS得点はシーズンベストの154.57点(技術点74.93点、演技構成点79.64点)。SP、FSの合計229.71点で暫定4位につけた。
アダム・リッポン(アメリカ)154.57 8位 総合 229.71 8位
今日の演技は全然ベストではなかったです。ジャンプに不安がありました。でもやはり、昨日のショートの後ですから、本当にすごいフリーをしたかったです。解き放たれて……若干解放され過ぎたところもあって四回転で失敗しました。でもプログラムの最後まで諦めませんでした。トップ10に入ってよかったです。(今後の目標)戻って練習を再開します。もっとうまくなるように、来季に備えたいです。今季の始めは本当に悪かったところ、持ち直してきたので、来季に向けて気持ちも高まっています。(大歓声を受けて)それが僕の全てです。皆さんに今日の演技が伝わって、本当に昂りました。この世界選手権は本当に良い経験になりました。


人は二元中継されると手を振りたくなる生き物らしい。真剣な顔をしてリッポンに演技後のダメ出しをしていたラファエルがカメラに気がついて手を振っている!年齢や立場は関係なく童心に返れるようだ。
最終グループ・6分間練習
最終グループの6分間練習がスタート。
<最終グループ>
19:セルゲイ・ボロノフ(ロシア)
20:デニス・テン(カザフスタン)
21:羽生結弦(日本)
22:ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
23:閻涵(中国)
24:ジェイソン・ブラウン(米国)
19:セルゲイ・ボロノフ(ロシア)
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)133.71 17位 総合 218.41 13位
言葉がないです。完全なる失敗でした。これを踏まえて熟慮しないといけません。


わかりやすくガックリとうなだれるヴォロノフ。おちゃらけコンビ・ナム&ミーシャもさすがにこの澱んだ空気を察した!
(落ち込まないで、次があるさ。少しでも点数出るといいね。また頑張ろう!)
点数が出ると神妙な顔つきでそっと拍手。空気読める子たちでよかった。
20:デニス・テン(カザフスタン)
デニス・テン(カザフスタン)181.83 1位 総合 267.72 3位
全体的には、今日の演技は良かったです。昨日よりも良かったです。でもミスがあったのでよろこべないです。今日はすごい演技をしたかったのですが、すごくはなかったです。(中国の応援について)素晴らしいですし、とても気に入りました。満場のお客様で……かれこれそういったことがなかったですよね。皆さんすごく応援して下さいました。僕のファンの方もたくさんいらっしゃって、カザフスタンからお越しになった方もいらっしゃいます。素晴らしい気分で演技して、皆さんのあたたかいお気持ちを受け取りました。
◆会見より
昨日の演技よりは良かったのでうれしいです。今季はこれで終了しました。ここにいる選手は強豪揃いで、この場に加われて光栄です。お二方と僕は似たような境遇です。フェルナンデス選手はスペインでフィギュアスケート振興に多大に貢献していますし、僕自身もカザフスタンではそう努めています。カザフスタンでスケートを始めた時は、スケートリンクはなかったです。野外リンクで練習していました。そして僕は羽生選手と同じようなシーズンを過ごしました。四大陸の後足首を捻挫しましたし、2回手術も受けました。でも回復は早かったですけれども。ついにシーズンが終わって、「まだまだ課題がたくさんある」という思いです。もっと良い演技になるようにと願っています。特に2018年、ピョンチャンオリンピックでそうなるといいです。それを目指しています。

誰もそんなこと言ってないけどフジの煽り放送が言いそうなことを言ってみました。
今シーズンはついに女子放送からドブ塩ポエムが消えて余計な神経使わなくて済んでよかったわー、かといって可も不可もなくって感じだけど。
それに変わるかのように男子放送の自己陶酔ゲロゲロ煽りVTRが悪化の一途をたどっておりました・・・テンくんとは何の関係もありません(´◉◞౪◟◉) 西岡アナも時々ポエムるけどまぁ塩に比べればちゃんと勉強してるし全然許せる範疇。
テンくんはステップアウトもあって完璧ではなかったもののまずまずの演技、余裕の267.72で現時点でトップに。
「やったねテンくん!グ~!エドはるみです。イェ~イ!高島忠夫です。指圧の心は母心、押せば命の泉湧く~!流行り廃りは疾風の如く」
21:羽生結弦(日本)
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羽生結弦(日本)の演技がスタート。SPの得点は95.20点。
FS得点は175.88点(技術点88.24点、演技構成点88.64点、減点1.00点)。SP、FSの合計271.08点で暫定トップに立った。
羽生結弦(日本)175.88 3位 総合 271.08 2位
――大会を終えて
いまの自分にとって悔しいという言葉が一番合っている。いろんなことをいうと自分の気持ちをうまく伝えられない。悔しいという一言にすべてを託したい。
――同門のフェルナンデスが優勝
ハビエルがすごくいっぱい練習してきたと聞いていた。その結果が実ったことはうれしい。と同時に(ハビエルとは)いつも一緒に試合をやってきて、『おめでとう、誇りに思う』といってくれていた。逆の立場になってチームメートとして誇りに思うけど、自分はそんなに心が広くないから『悔しい。絶対に勝ってやろう』と思った。
――4回転サルコーの失敗について
自分の感覚を信じてやった。本番で決まらなくては意味がない。反省している。
――カナダ・トロントの練習環境は
幸せな環境で練習してトレーニングを積んで試合に来ている。カナダに移ってから3シーズン目だけど、初めてのシーズンから家族の輪の中に入れてくれた。ハビエルは仲間思い。心優しいお兄さんみたいな存在。ブライアンはときおりお母さんみたいになる。コーチとして素晴らしいし、人として成長を見守ってくれる存在。
◆一夜明けて
――今季を振り返って
みなさんが心配してくれた。中国杯から10日ほどたって、リンクに戻ったときは『これはだめだ』と思ったけど、ファイナルにいきたいと思った。(2位だった中国杯で)順位が悪かったら、ずっとシーズンを棒に振っていたと思う。
――周囲への思いは
周りの方が支えくれていると、(ソチ)五輪以上に感じた。(今大会は)医療的なことでかかりつけ状態だった。
――中国杯の事故に対する反応について
僕がテレビに出ていなくて、地方大会で下の順位を争っている選手なら、こういうニュースにはならなかった。僕(の立場)だからこそサポートを受けられて、心配もしてくれた。衝突事故は命にかかわるようなことだと(周囲が)考えてくれた。恵まれている。特別な存在だと思った。
――因縁のリンクに立ってみて
お久しぶりじゃないけど、(中国杯では)しっかりあいさつして帰ることができなかった。一生懸命だったので、覚えていない。ああいう事故があったけど、滑らせていただいたのは確か。氷がないと僕たちは滑れない。しっかり感謝の気持ちをもってやりたい。
――今季の成否は
失敗したかどうかは人の見方による。失敗は成功のもと。失敗しなければ気づかないことがたくさんある。このプログラムを滑って、むだなことは一つもない。
◆帰国会見
――今の気持ちは
悔しい気持ちが一番だが、失敗しなければ経験できないことがある。こういう悔しい気持ちがあるから、また頑張ろうと思える。本当にいい経験をさせてもらった。
――王者としての重圧を感じたか
基本的に優勝以外は負けだ、というイメージをずっと持ちすぎているところがあった。結果にこだわりすぎていることがあったのかなと思う。
――調整は順調だったのか
自分が不利な状況に立っているとは、全く考えずにやってこられた。現地に入って調子は良くなかったが、練習の仕方は間違ってなかった。
――故障明けでも2位に入った
自分の中で喜びつつも、悔しさがあることも忘れないように頑張っていきたい。
- インタビュー 羽生 結弦|キヤノン・ワールドフィギュアスケートウェブ
- 羽生結弦語録。フィギュア世界選手権で語っていた本心とは?|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|Other

ナム&ミーシャの部屋に新しい転校生が加わりました。デニス殿下です。仲良くしてあげてね。
そういえばカザフスタンは今回は一枠なのでアブザルは出られませんでした。
ウズベキスタンのミーシャとカザフスタンのアブザル・ラキムガリエフ。全然似てないのに区別がつかない人がいるようです。世の中は広い。ミーシャの方が年上だという衝撃的事実www
名コンビ・ナム&ミーシャはここで解散。またどこかでコンビ組んでください。楽しかったよ。
22:ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
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ハビエル・フェルナンデス(スペイン)の演技がスタート。SPの得点は92.74点。
FS得点はシーズンベストとなる181.16点(技術点93.10点、演技構成点89.06点、減点1.00点)。SP、FSの合計273.90点を出し、羽生を抜いて暫定トップに立った。
ハビエル・フェルナンデス(スペイン)181.16 2位 総合 273.90 1位
言葉が見つかりません。何て言ったらいいか……本当に信じられません!こういう世界選手権になったってことが信じられません!僕は本当に幸せ者だと思います。スケートの歴史がないスペインから出て来たこの僕が……信じられない。(ショートの得点について)お伝えしました通り、ハッピーではなかったです(笑)ベストの演技でシーズンベストが出なかったので!「どうやったらシーズンベストが出るんだ?」って感じでしたね。でもそれはいいんです。フリーは良い演技をする、それしか出来ないと思っていました。ジャッジの皆さんが御覧になって、それぞれ思われることがあります。
◆会見より
言葉が見つかりません。一生懸命、一生懸命練習を頑張ってきました。でも金メダリストになれるとは思っていませんでした。羽生選手は羽生選手です(Yuzuru is Yuzuru)。その名を知らない者がいない選手、絶対に勝てない選手です。勝てるなんて夢にも思わなかったです。ここにいる選手はすごいスケーターです。彼らと戦うのは厳しいんですよ。それをやり切りました!この金メダルは、次のシーズン以降にも繋がると思います。練習を頑張る力になって、毎試合ベストを出そうと努められます。
――スケートの歴史のない国から出て来て、金メダリストになるまで
僕がスケートを始めた頃、「マドリードにいったいいくつリンクがあったのか?」それはお答え出来ないです。いえ、答えますけど(笑)、最初に練習を始めたリンクはこの部屋(会見場:教室ぐらいの大きさ)よりも大きくなかったんです。すごく小さいリンクで、今ではレストランになっています。スペインには、スケートの習慣はまったくないんです。姉と一緒にテレビでフィギュアスケートの試合を見たのが始めたきっかけです。始めてからは、スケートから離れたことは一時もありません。地元の友達に「フィギュアスケートやってる」って言っても信じてもらえませんでした。スケート自体知られていなかったんです。今季のグランプリファイナルのおかげで、「スケートを観に行くのは楽しい」と、たくさんの方々にその魅力が伝わったと思います。バルセロナでもう一度ファイナルがあります。スペインのフィギュアスケートを発展させたいですし、自分自身を成長させようと努めています。試合があることで、「フィギュアスケートとは何か」を皆さんにお見せ出来ます。この2人(羽生選手とテン選手)と一緒に見せていきます。
――安藤美姫さんについて
交際中です。彼女はすごく僕を助けてくれるんです。本当に賢い女性です。試合の時の気遣い方も分かってくれています。というのも、ずっと彼女も同じ状況で戦っていました。世界チャンピオンとして!(笑)この金メダルは、彼女のおかげでもあります。両親や友人、先生方、練習仲間のおかげでもあります。一人一人、皆の想いがこのメダルに詰まっています。
――4サルコウの転倒について
不安要素もあってジャンプの前に恐れてしまいました。転倒の後は、「なるようになる」と開き直って、落ち着いてプログラムの最後まで恐れることなく演技出来ました。あの転倒があったから、金メダルに繋がったと思います。他の選手がどうなったかは見ていませんでしたので、キス&クライで点数を見てフリー2位になって驚きました。いろいろ考えて羽生選手が1位だと思い、ブライアン(オーサーコーチ)を見て「2位か……オッケー、しょうがない」って言ったんですけど、次の総合順位の画面で僕の名前が1番で表示されて、「何が起きたの?」ってまたブライアンに言いました(笑)
――オーサーコーチについて
ブライアンはコーチ以上の存在です。選手のことを本当に気遣って下さいます。スケートのこともそれぞれの人生もです。ブライアンは喩えるなら、ある時はお父さんである時は先生、また時として「敵」です(笑)ウソです(笑)でも、練習をさぼっているとこっぴどく叱られます(笑)体調を崩した時は、僕のために薬局に薬を買いに行って下さいました。とっても良い方なんです!(羽生選手とニューエン選手というトップスケーター3選手を抱えているが)移動が多いですよね。グランプリシリーズも全部行かれていますし、日本とカナダのナショナルも行かれています。どうしてそれが出来るのか分かりません(笑)僕はコーチになりたいので、彼から学びたいです。(これまでの一番のアドバイスは)「やらないと、何も得られない」です。

ミーシャのいた席には演技を終えたばかりのゆづが着席。最年少ナムくんはもうどれだけの時間ここに座っているのだろう。お尻痛いよね。
「おしり」って入力したらこんなものが出てきたでござる
(´・ω・`* (⊃⌒*⌒) AAですから。下ネタじゃありませんから(汗)

ハビの高得点が表示されて爽やかにライバルへ賛辞の拍手を贈る三選手。なんて素晴らしい若者たちよ、飴ちゃんあげるわ飴ちゃん。
「ユヅルはプーさん、ナムはくまモン。ミキが僕にスヌーピーかスティッチのティッシュカバーをプレゼントしてくれるのをずっと待っていたんだけどまだ何もくれない・・・
え、僕がユヅルを抑えて一位!?本当に?オーマイガーッ!!!」

マンボウ!
![]() | 【販売店限定版】ふなっしー もこもこティッシュケースBOOK (バラエティ) 「ミキ、アマゾンでこんなの見つけたんだよ。 『イリュージョンからティッシュが出る』? 意味がよくわからないなぁ。 大会が終わったら日本へ行くから ヒマワリを連れて花見デートしよう!」 |
23:閻涵(中国)
ハン・ヤン(中国)144.70 13位 総合 229.15 10位
若干緊張していました。たくさんミスも出ました。でも皆さんが情熱的に応援して下さって、本当に感謝しています。

♪ るーるる るるる るーるる るるる るーるーるーるーるーるるー ♪

「どうだい、最近の調子は。これからもあのブルドッグ先生のところでやっていくの?君もウチにおいでよ。楽しいよ。」
「わー、デニスも来るの?一緒にやろうよやろうよ。ね。」
「で、でも、フランク先生怒らせると怖いし・・・」
「おーい、なんだよお前ら、さっきまでその席とここのキスクラで和気藹々やってたんじゃねーのかよ。俺を一人にするんじゃねーよ・・・」
24:ジェイソン・ブラウン(米国)
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ジェイソン・ブラウン(米国)の演技がスタート。SPの得点は84.32点。
FS得点は163.97点(技術点79.37点、演技構成点84.60点)。SP、FSの合計248.29で4位。この結果、羽生は2位で連覇ならず。優勝はフェルナンデスとなった。
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)163.97 5位 総合 248.29 4位
こんなにうれしいことはありません!僕が世界で4番ですか!?(五輪と世界選手権の違い)それぞれ別の世界ですね。ソチ五輪を経て、この世界選手権はまた新たな経験になりました。(ソチ五輪では最終滑走となり)オリンピックチャンピオンが決まる、ダイナミックでエキサイティングなその大一番で最終滑走を迎えるには、自分のペースを保っていなければ。この世界選手権でも最終滑走になって、全て完璧に出来ました。オリンピックの経験がここで活きましたので、素晴らしかったです!


最終滑走のジェイソンの得点が発表、上の3人には届かず順位が確定。互いの健闘を称え合う暫定トップブースの三人。4位に食い込んだジェイソンもお疲れ様。
あれ?オーサーがいつの間にかいなくなってた。
順位 | 名前 | ショート プログラム | フリー スケーティング | 合計 |
---|---|---|---|---|
1 | ハビエル・フェルナンデス(スペイン) | 92.74 | 181.16 | 273.90 |
2 | 羽生 結弦(日本) | 95.20 | 175.88 | 271.08 |
3 | デニス・テン(カザフスタン) | 85.89 | 181.83 | 267.72 |
4 | ジェイソン・ブラウン(アメリカ) | 84.32 | 163.97 | 248.29 |
5 | ナム・グエン(カナダ) | 77.73 | 164.86 | 242.59 |
6 | ミーシャ・ジー(ウズベキスタン) | 78.52 | 156.37 | 234.89 |
7 | マキシム・コフトン(ロシア) | 70.82 | 159.88 | 230.70 |
8 | アダム・リッポン(アメリカ) | 75.14 | 154.57 | 229.71 |
9 | フローラン・アモディオ(フランス) | 80.84 | 148.78 | 229.62 |
10 | 閻涵(中国) | 84.45 | 144.70 | 229.15 |
11 | ヨシュア・ファリス(アメリカ) | 73.52 | 149.52 | 223.04 |
12 | 小塚 崇彦(日本) | 70.15 | 152.54 | 222.69 |
13 | セルゲイ・ボロノフ(ロシア) | 84.70 | 133.71 | 218.41 |
14 | ロナルド・ラム(香港) | 72.66 | 141.70 | 214.36 |
15 | ミハル・ブレジナ(チェコ) | 76.84 | 136.99 | 213.83 |
16 | 無良 崇人(日本) | 64.93 | 146.81 | 211.74 |
17 | アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) | 74.98 | 134.28 | 209.26 |
18 | シャフィック・ベセイエ(フランス) | 70.27 | 129.59 | 199.86 |
19 | イ・ジュンヒョン(韓国) | 64.51 | 133.01 | 197.52 |
20 | ブレンダン・ケリー(オーストラリア) | 70.36 | 124.21 | 194.57 |
21 | マイケル・クリスチャン・マルティネス(フィリピン) | 67.03 | 125.35 | 192.38 |
22 | ジェレミー・テン(カナダ) | 72.28 | 111.51 | 183.79 |
23 | アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン) | 67.53 | 109.02 | 176.55 |
24 | ヤロスラフ・パニオット(ウクライナ) | 69.09 | 105.43 | 174.52 |
25 | イヴァン・リギーニ(イタリア) | 63.05 | - | - |
26 | 宋楠(中国) | 61.69 | - | - |
27 | ペトル・ツォファル(チェコ) | 60.31 | - | - |
28 | パベル・イグナテンコ(ベラルーシ) | 58.78 | - | - |
29 | ペテル・リーベルス(ドイツ) | 54.28 | - | - |
30 | ステファン・ウォーカー(スイス) | 53.42 | - | - |
総括
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フィギュアスケートの世界選手権は28日、中国・上海で男子フリーが行われ、羽生結弦(ANA)は合計271.08点で2位に終わり、日本人初となる世界選手権での連覇を逃した。優勝は合計273.90を出したハビエル・フェルナンデス(スペイン)。3位にはデニス・テン(カザフスタン)が合計267.72点で入った。
小塚崇彦(トヨタ自動車)は合計222.69点で12位、無良崇人(HIROTA)は合計211.74点で16位に終わり、日本は7年死守してきた男子出場3枠を1つ失い来年は2枠となった。
五輪王者となった羽生にとって、今季は昨年末の腹部手術、その後の右足首ねん挫と苦しいシーズンとなった。しかし、前日に行われたショートプログラム(SP)では昨年11月のGPシリーズ中国杯で閻涵(中国)と激突した因縁のリンクで、シーズンベストとなる95.20点をマーク。SPで首位に立ち連覇に近づいたものの、フリーでフェルナンデスが羽生を上回るシーズンベスト181.16点を出し、逆転で優勝を決めた。
小塚崇彦(トヨタ自動車)は合計222.69点で12位、無良崇人(HIROTA)は合計211.74点で16位に終わり、日本は7年死守してきた男子出場3枠を1つ失い来年は2枠となった。
五輪王者となった羽生にとって、今季は昨年末の腹部手術、その後の右足首ねん挫と苦しいシーズンとなった。しかし、前日に行われたショートプログラム(SP)では昨年11月のGPシリーズ中国杯で閻涵(中国)と激突した因縁のリンクで、シーズンベストとなる95.20点をマーク。SPで首位に立ち連覇に近づいたものの、フリーでフェルナンデスが羽生を上回るシーズンベスト181.16点を出し、逆転で優勝を決めた。
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国別対抗戦も記事にします
男子フリーのキスクラ画像は総括も含めて当初はエキシビション記事の追記で書こうと考えていたのですが、入れられるスペースがなかったので総括は二つに分けて別記事に、そしてこの記事も
「せっかくだから滑走順に書いていこう」
と書いているうちにこんなに長くなってしまいました。
この内容をふたつに分けてしまうと流れが分断されてしまうのであえてこのような形にしました。ページが重くて読み込みに時間がかかるかもしれません。ごめんなさい。
みんなライバルでありながら国の違いも超えて相手を敬い励まし合い切磋琢磨して自分を磨いてゆくという良い関係を築いているのが自然体で微笑ましかったです。
ファンである選手のライバル・そのファンを貶すような事を人の目に触れるところで堂々とやっている人たちはあの光景を見てどう感じたでしょう。本当にその選手を好きであるならば選手の曇った顔は見たくないでしょう?「自分のファンが誰かの粗探しや誹謗中傷をしているなんて選手が知ったらどう思うだろう」って想像してみてください。想像できる力をつけて欲しいです。
国別対抗戦も記事にします。またお付き合いの程よろしくお願いいたします。
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