2015-08-04

牛乳パックで工作してみた 解説・応用編





『牛乳パック 工作』検索での訪問が増えてきたので



6月下旬、期間限定で発売されていた織田信成さんのイラストパッケージ牛乳パックを使った工作の記事を書きました。


ご本人が出演するアイスショーへ行くまでに作品を仕上げて動画も作ってそれに関する記事も書く、ということをアイスショーへ行く直前までやっていました。
そのため、この記事の中で制作過程を詳細に説明する余裕はほとんどありませんでした。

それから約一ヶ月、夏休みに入ったということもあってか、『牛乳パック 工作』検索で記事への訪問が増えてきました。
「期間限定の特別な牛乳パックをどうしても捨てることができなくて、それならばこれで工作してみよう」と、パッケージのイラストを最大限に生かすことをメインに考えて作った工作だったので、後にこうして工作検索で多くの人に訪問してもらえるというのは想定外のことではありましたが、5年もブログをやっていれば自分の意図するものとは別の方向へ転じていくことはこれまでにもありましたし、せっかくなので制作時の型紙と記憶が残っているうちに軽く説明をしましょうというのが今回の記事になります。

これから書いていく内容は主にお子様のために検索しているであろうお父さんお母さん保護者の大人の方に見てもらっていると想定して書いていきます。


ここには数多くの工作が揃っていて、随時新作も追加されています。
夏休みの工作として作れそうなもの・大人が作って部屋に飾れそうなもの・実用的なものもありますよ。



用意するもの(基本)



ほとんどは100円ショップで揃えられます



ご家庭にすでにあるものでしたらわざわざ購入する必要はありません。工作はリサイクル・再利用でもあるので、無理をしてまでお金をかけなくてもいいのです。
「工作で必要だから買ったけど余っちゃった」という道具はまた今度何かに使いましょう。


 はさみカッターホチキスカッティングマット
はさみとカッター、これがなくては何もできません。
はさみだけでもいいのですが、カッターを持たせるのにまだ不安があるという小さなお子様以外は直線はカッティングマットを敷いて定規をあててカッターでキレイにカットすることをおすすめします。
繋ぎ合わせるときにはさみだとガタガタになって後でズレやすいです。
カッティングマットはできれば大きめの方が良いですが、牛乳パック工作なら100均のもので十分です。
曲線など複雑な形ははさみで切っていった方がやりやすいでしょう。

 ビニールテープ(透明・白など)
セロハンテープは扱いやすい反面耐久性がなく、時間経過とともに変色・はがれやすいので、代わりに透明のビニールテープを使用します。
ホチキスを使う場合は、針で指を怪我しないように上からビニールテープを貼ります。牛乳パックの裏の白い部分には白のビニールテープを貼ると目立たなくて良いですよ。

 OPPテープ(梱包用透明テープ)
ガムテープサイズの大きな透明テープです。透明なので牛乳パックの表でも裏でも目立ちません。
細かい部分は先程の小さなビニールテープで、牛乳パックを繋ぎ合わせるようなところは大きなサイズを、と用途に合わせて使い分けるとよいでしょう。

 強力両面テープ
テープタイプとクッション付きのものがあります。
ホチキスの上から貼り付ける場合はクッション付きのものを使用すれば凹凸を保護しつつ衝撃を和らげてくれる役割も果たしてくれます。

 グルーガン(ホットボンド)木工用ボンド
今は100円ショップでもグルーガンが買える時代!(お店によって取り扱っていないところもあります。) Seria(セリア)で買った本体はコードが短かったので延長コードを繋いで使いました。
グルーガンは電気熱でボンドを溶かすので短時間で強力にくっつけられる反面、お子さんには火傷の危険性もあります。
牛乳パックのつるんとした面へのボンドの量やくっつけ方(温度)によっては後で簡単に剥がれてしまうこともあります。
私がやった方法は、グルーガンでくっつけたところをさらにシリコンコーティングのクッキングシートをあてて低温アイロンをかけて熱を加えてボンドが緩んだところを再度固定する、という荒技でした。手馴れた大人の方にしかおすすめできない方法です。
木工用ボンドは乾くまでに時間がかかりますが、クリップ等で留めて牛乳パックを固定させる・または手でしばらく押さえるかするとよいでしょう。


その他、工作の種類によって必要なものがあれば用意されてください。



まとめると



オススメ
  • 強力両面テープ(テープタイプとクッション付きを使い分ける)
  • PPテープ(梱包用透明テープ)
  • ビニールテープ(透明・白など)
  • 木工用ボンド(ただししっかりくっつくまで時間をおく必要あり) 

あまりオススメできない
  • 瞬間接着剤(手にくっつくと結構大変)
  • グルーガン(火傷の危険性あり)
  • セロハンテープ(耐久性なし)


以上は子供の工作用としてのものです。
大人が作る分には取り扱いに注意しながら瞬間接着剤を使用してもいいのではないでしょうか。

工作はモノにもよりますが力がかかると案外壊れやすいものです。たかが工作とは思わずに、接着面は慎重にできるだけしっかり頑丈にくっつけることを心がけてください。



動画をご覧下さい



前の記事で説明のために作った動画です。風車は実際にどのように回っているかが動画の中に収録してあります。
ネタっぽいのも入ってますので参考になるかどうかはわかりませんが、説明部分を中心にご覧下さい。



以下、それぞれの工作に用意するものを記載しましたが、私のやり方と材料なのでメグミルクのサイトに掲載されているものとは若干違いがあります。
また、接着剤は上記に書いたようにご自分(お子さん)の使いやすいものを使用されてください。

信成パッケージの工作はもう手元には残っていないので、説明のために試作品の画像も入れてあります。



扇子




用意するもの
  • 牛乳パック(1000ml)2こ
  • たこ糸50cmくらい
  • 直径5mmのボルト(2cm)1こ、ナット1こ、ワッシャー2こ
  • はさみ、またはカッター
  • 穴あけパンチ
  • ホチキス
  • 白のビニールテープ(閉じたホチキスの上に貼る)


扇子を作るのは比較的簡単ではありますが、うまく仕上げるコツは

  • 16枚に切り分けた紙をすべて同じ位置で穴を開ける
  • 穴にタコ糸を通してホチキスで留める時は扇子を少しづつ開いて等間隔で


サイトに書かれてある直径5mmのボルト(2cm)1こ、ナット1こ、ワッシャー2こをホームセンターで購入したのですが、これで牛乳パック16枚分を重ねたものを留めると牛乳パックの厚み(約1cm)以上にボルトが飛び出た状態になりますので、怪我をしないようクッションになるものを巻きましょう。
ダイソーで売っているボルト・ナット・ワッシャーセットの中に入っているものがサイズがピッタリでした。
この場合、ピッタリすぎて扇子を何度か開閉するとボルトが緩んでナット・ワッシャーが抜けてしまうことがありますのでご注意を。



六角柱飾り箱




用意するもの
  • 牛乳パック(1000ml)1こ
  • はさみ、またはカッター


ページ一番下のPDF作成で直径・高さの数値を記入すると自分の好きなサイズの展開図が表示されます。
・・・っていうのをこれを書いてる今知りました。
前に作った時はデフォルト設定(直径:80mm/高さ:100mm)のまま印刷して自分で牛乳パックの高さ(約19cm)に合わせて計算して107%拡大コピーしました。

参考までに残っていた展開図・試作品の箱のサイズを記載しておきます。
  • 直径:85mm高さ:107mm
※ ここで記入する高さとは組み立てた六角柱箱の高さです。

直径は本当は87~88mmでしたが、PDFの展開図が二つに分かれてしまうので85mmが目いっぱいのサイズです。
この時は信成パッケージ牛乳の柄を最大限に使うために牛乳パックの高さギリギリまで使えるよう計算しましたが、箱の高さをもっと小さくしたい場合は高さの数値を40~50mmくらいに変えてみてください。

牛乳パック一辺の横幅は約7cmです。元が四角柱の牛乳パックで六角柱を作るのですから、画像のように元の折り目がズレてきます。
展開図・箱の真ん中を牛乳パックの真ん中のラインとぴったり合わせてから展開図をなぞって形(模様)をつけていきます。
カッターの背、またはインクがでなくなったボールペン等でしっかり折り目に筋を入れてから折るとキレイに仕上がりますよ。

箱の底部分は浮き上がってくるので重なり部分を接着してください。



風車




用意するもの
  • 牛乳パック(1000ml)1こ
  • 工作用木の丸棒(10φ×300mm)
  • 竹串1本
  • ストロー1本
  • 網戸はりかえ用押さえゴム1cm
  • はさみ、またはカッター
  • 千枚通し
  • 穴あけパンチ
  • キリ
  • 木工用ボンド(棒と竹串を固定させる)


私のおすすめはサクラの形です。最初にハイビスカスを作ってみたものの野暮ったく感じたので、結局はさみで切り取ってサクラにしてしまいました。
メグミルクサイトの作り方では穴を開けたところを中央で順番に竹串に通して押さえゴムをつけるのですが、それだけでは牛乳パックの元に戻ろうとする力で浮いてきてバラバラになってしまいます。
なので私がやった方法はというと

  1. 竹串に穴を通す順番を端から順番にではなく、こちらのブログ様のやり方のように互い違いに通していく
  2. 一度竹串を引き抜いて、重なった部分を接着させる(鉛筆などで重なった部分に印をつけてズレないようにする)
  3. 接着面がしっかり固定されたら竹串にストローを通し、さらに風車を通して押さえゴムでしっかり留める
  4. 扇風機や風のある日の屋外で実際にどのように回るかテストしてストローの長さを微調整
  5. 割り箸にキリで穴を開けるとスジにそって割れやすいので、ホームセンターで売っている直径10mm×長さ300mmの工作用の木の丸棒を使う


尚、パンチ穴を開けるときはズレないようにちゃんと印をつけるなりして何度か別のものでテストしてみるとよいでしょう。
(例えば広告で同じ型紙の風車を作って練習するとか)
中央の穴は風車を回す大事な要なので、キリで穴を開けるのではなくパンチ穴でズレがないようしっかりと開けましょう。

竹串に通すストローはメグミルクサイトでは棒と風車の後ろ部分だけですが、牛乳パック風車の空間部分に合わせたサイズに切ったストローを竹串に通してやればより頑丈に固定されます。
(ストローはどちらもほんの少し短めにカットします。実際に回してみて微調整してください)

竹串の直径にもよりますが、竹串を通して最後に風車を固定するための押さえゴムはダイソーで売っている4.5mmの網戸張替え用押さえゴムが最適でした。
「ウチの網戸、当分張り替えする予定ないし。そもそもウチの網戸がこの押さえゴムのサイズかどうかわかんないし」
という私のように膨大に余った押さえゴムのこの先の使い道に困ってる人は、他に風車工作をする人にあげる or 縄跳びにする or チューブダイエット or クリスマスシーズンにもみの木に巻きつけて飾りにする等、押さえゴムの第二の人生を全うさせてあげましょう。
(いやマジでこれ置いておいてもジャマだしどうしようか)



帽子




用意するもの
  • 牛乳パック(1000ml)3こ(野球帽)/4こ(麦わら帽子)
  • 定規
  • はさみ、またはカッター
  • ホチキス
  • 白のビニールテープ(閉じたホチキスの上に貼る)
  • PPテープ(梱包用透明テープ)
  • 両面テープ


野球帽、麦わら帽子ともに頭に被る部分(牛乳パック2こ分)の作り方は同じです。


頭頂部の繋ぎ合わせ部分は、サイトに書かれてあるように二つづつをホチキスで留め、さらに二組づつを繋いで全体を手のひらで包み込むように形を整えながら組んでいきます。
中央に穴が空かないように閉じようとしてもあまりきれいには形成できません。


私がやった方法は、牛乳パックの余った部分を丸く切り抜いて表と裏に貼り付けるというものでした。剥き出しのホチキスを隠して保護しつつ補強の役割もしてくれて一石二鳥です。
裏にはクッション付きの強力両面テープを貼り付け、さらにグルーガンで接着しました。


野球帽



   サイズが小さいとき

動画の中でも触れていますが、野球帽の方は切り込みを入れてゴムを渡してやればサイズ調整ができます。
帽子部分は図のような形に切り取った牛乳パック二つを繋ぎ合わせます。


赤いラインの部分が二つの牛乳パックの繋ぎ合わせ部分。右画像の帽子の後ろ側・切り込みを入れてある上のオレンジのラインのところは最初から切り離されていません。

ここでもっとも注意すべき点ですが、切り込みを入れるところがその繋ぎ合わせ部分になってしまうと圧力が掛かって帽子全体がねじれて歪んできてしまいます。なので、そこをちゃんと考えて帽子のつばを付けるか、つばを付ける前に切り込みを作っておくとよいでしょう。
小さなお子さんが被る分には無理にサイズ調整のための切り込みを入れなくてもいいです。
この帽子はまず大人の頭周りでは被れません。どうしても大人が被れるサイズのものが作りたいのであれば牛乳パックをさらに足して貼り合わせてもいいかもしれません。



麦わら帽子



帽子部分は上記の野球帽と同じように作っていきます。(麦わら帽子は周囲をつばになる飾りで囲むためサイズ調整の切り込みを入れることはできません)

麦わら帽子のつばとなるタコ足のような足の先を二つ隣の足の付け根にホチキスで留めていきます。(この作業は結構楽しかったなぁ)
ホチキスの留め部分はつばの裏側になりますが、余裕があればホチキスの上からビニールテープを貼ってあげるとよいでしょう。

ここでワンポイントアドバイス。
私の場合は信成牛乳パックが足りなくなってしまったので急遽つば部分を別のジュースのパックで作りました。


このように、つばを組んでいくと牛乳(ジュース)パックの下半分の模様が表に出てきます。このことを頭に入れておいて、できれば帽子部分とつば部分の牛乳パックは別の種類のものを組み合わせるとより帽子らしく仕上がります。
とはいっても元は再利用の工作ですし、工作のために無理にジュースを買うというのも違う気もしますが、夏真っ盛りで牛乳やジュースを購入する機会の多い季節でもありますし、せっかく買うのであればパッケージの下部分の模様や色合いを頭に入れて購入してもよいのではないでしょうか。

オススメは野菜ジュースや果汁のジュースなど模様や色合いが華やかなものですね。あと、森○マミーの柄もお子さんにはいいかもしれません。




さらにひと工夫でワンランクアップ



帽子の頭に被る部分はあえて牛乳パックの裏の白い面を表に出して、帽子が出来上がったら絵を書いたり、色紙を貼り付けたり、折り紙やシールや飾りものを貼り付けるのもいいと思いますよ。
(実際に作ったわけではないですが、今頭に浮かびました)

私も風車の中央を留める白い部分がちょっとさびしいなと思って手持ちのホログラムテープ(反射してキラキラ光るやつ)を貼り付けました。風車が回るとテープの色も混ざってきれいでしょ?

きれいな包装紙・余ったハギレ等を再利用して貼り付けるとより一層見栄えのする仕上がりになるでしょう。
野球帽の頭頂部にポンポンやお花などの飾りをくっつければかわいい帽子になりますし、麦わら帽子のつば部分に造花を差し込むだけでもガラッと印象が変わってきます。



工作の種類は多種多様・アイディアが浮かばない時は探してみましょう



牛乳パックでおりがみをする場合は紙に厚みがあるため細かく折っていくものは向いていないとは思いますが、どんなものであれ折る前に折り筋をしっかりつけてからにしましょう。

ほとんどの方は牛乳パック 工作で検索されているかと思いますが、

  • milk carton craft』 
  • milk pack craft』 
  • milk carton recycling ideas』 
  • recycled milk carton lights』

などのワードでも興味深い様々な海外のサイトが引っかかります。
いづれも画像検索、または動画検索の方がわかりやすいでしょう。根気がある人は検索で自分に合ったもの・お子さんが作れそうなものを探してみてください。


この巣箱なんかは見た目も素敵なインテリアになるので思わず作ってみたくなる作品ですね。
どの作品も書いてあるまんまではなく、できれば自分なりの工夫を加えてみてください。
特にメグミルクのサイトはおそらく多くの方の目に止まりやすい分、子供の工作でクラスに同じ作品を作る子が出てくるという可能性もあります。
それならばさらに自分だけのオリジナリティを出せば一味も二味も違う作品になるのではないでしょうか。



牛乳パック工作・リサイクルの本も参考にしてみましょう



牛乳パック(または空き箱・ペットボトル)を利用した工作に関する本は膨大にあるので、ネットだけでは実際にどのようなものが掲載されているのかがわかりません。町の図書館・書店で好みのもの・作れそうなものが載っている本を探してみましょう。




見本通りにうまく作れないときは



紹介されているものを見てそのまま作ろうと思ってもサイト(本)によっては作るのが難しかったり説明不足だったり、実際に作ってみたら掲載されているようにはうまく作れないということもきっとあるでしょう。

マニュアル通りに作ることが正解とは限らない、それが工作の奥深さです。皆さんがそれぞれのやり方でやりやすいように工夫をしながら作り上げていってください。
工作とは固定観念に縛られず自由に創作するものであると思いますし、特にお子さんの自由な発想と作る過程を楽しむこと、これこそがもっとも大切なことなのではないでしょうか。


この記事は大人(保護者)の方が読むのを前提として書きましたが、お子さんに教えてあげる時は刃物で怪我をしないよう、サイズをきちんと測って丁寧に切り貼りすることをアドバイスする程度にして直接は手伝わないようにしてくださいね。

「(提出するのが義務の)夏休みの宿題だからなんでもいいから作って間に合わせる」
では最初から良い作品は望めません。
まずはお子さん自身が「これなら楽しみながら作れそう」と思える工作を選びます。
お子さんの技量で思ったように上手く仕上げられなかったとしても、工作を作り上げた後も長く飾ったり遊んだりして楽しめるものを目指して作るよう心がけてもらいたいですね。


資源を再利用する大切さとモノを作る苦労と楽しさ、そういったものを工作を通して学べるよう、さらにそのお手伝いがこの記事でできるのであれば幸いです。




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