2016-04-19

小塚崇彦 今日の日はさようなら




Takahiko Kozuka Biography




2016年04月17日、最後の演技





 フィギュアスケート男子のバンクーバー五輪代表で、今季限りでの引退を発表した小塚崇彦(27)=トヨタ自動車=が17日、都内で行われたアイスショー「スターズ・オン・アイス」の東京公演に出演し、現役“ラストダンス”を舞った。
 最後の演目は、坂本龍一の「エピローグ」。白いシャツ、黒のパンツ姿でしっとりと滑りきった小塚は、スタンディングオベーションを受けると、こみ上げるものを抑えきれず、目頭を押さえた。
  浅田真央、高橋大輔、織田信成、鈴木明子、村上佳菜子ら同じ時代を戦ってきた仲間たちに見守られながら、マイクの前にたった小塚は「本当に楽しいスケート 人生を歩めました。そして何より、ここに一緒にいてくれるみんなと同じ時代を過ごせたのは本当にいい思い出になりました。これからは皆さんと一緒に、一 ファンとしてフィギュアスケートを応援していきたいと思います」と、最後のあいさつ。その後、選手生活を支えてくれた佐藤信夫、久美子コーチが登場。いつ もの演技前のように、信夫コーチから背中をポンと叩かれる儀式で、新たな人生へと送り出された。
 今後はトヨタ自動車の社員となり、スポー ツ関連の仕事に専念する。氷上を下りた小塚は、信夫コーチとの“儀式”に「『これから社会人として頑張ってらっしゃい』と、いつものように送り出していっ てくれた…頑張っていこうと思います」と、涙ぐみながら言葉をつづった。そして、将来に向けて「まずはゼロからですけど、しっかり頑張っていきます」と、 新たな人生を見つめた。



 フィギュアスケート男子で、今季限りで現役引退した小塚崇彦さん(27)が17日、東京・国立代々木競技場で行われた「スターズ・オン・アイス東京公演」の最終日に出演し、ファンに別れを告げた。
 坂本龍一作曲の「エピローグ」に合わせ美しい滑りを披露。1万人を超える観客に次のようにあいさつした。
 小塚 本当に大変お世話になっております。トヨタ自動車所属からトヨタ自動車の小塚崇彦になりました。本当に23年間、ありがとうございました。 本当に楽しいスケート人生を歩めました。そして何より、ここに一緒にいてくれるみんなと同じ時代を過ごせたのが本当にいい思い出になりました。ありがとう ございました。先生もそうですし、両親もそうですし、何よりもファンの皆様がこれだけ応援してくれたのでここまで続けてこられたと思います。これからは皆 さんと一緒に、一ファンとしてフィギュアスケートを応援していきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました
 終演後も、あらためて引退の日を迎えた思いを語った。
 小塚 どこまでいっても緊張するんだなというのが正直な気持ち。緊張しながら滑って、終わって、終わったときは「ああ終わった」と息が抜けて、 ふっときたものがあったが、それ以上にお辞儀して頭を上げた瞬間にたくさんのファンの人たちが拍手をしてくれたので、それでうるっときた。そんなに泣く方 ではなかったですが、最近年も取って涙もろくなったのか、本当にこれで終わりなんだなと…。すごく気持ち良く滑ることができて良かったです。






Javier Fernandezさん(@javierfernandezskater)が投稿した写真 -









いつまでも絶えることなく友達でいよう



共に戦い支えあってきた仲間たち




小塚崇彦さん(@takakozuka)が投稿した写真 -





時を同じくして競技生活に区切りをつける友







印象に残る演技



引退報道直後に書いたひとつ前の記事、小塚崇彦、氷上からの旅立ち で紹介しきれなかったものを含めて一部この記事へ移植・双方ともに再編集してここに載せてあります。
前の記事最後の方、「トヨタ一社員となる4月以降は」の項目のところに新たに追記もしましたのでそちらもご覧になってください。


さりげないテクニックが光る



2009 4CC Takahiko Kozuka EX

2008-2009シーズンのEXナンバー「ラストダンスは私に」では(宮原知子選手が練習の締めにいつもやっているような)反対回転のジャンプを取り入れています。イーグルからの3Sを跳んだ後に逆回転の2S!右利きの人が左で箸持ってご飯食べるよりも難しいであろう高度なテクニックです。そういえばウォーレイ大好き稔がこづのウォーレイ(稔は「ウォーレン」と言う)にいちいち反応してたような記憶があります。2008年スケアメのGPS初優勝の時も物凄く興奮して喜んでましたね。


SOI 2012 Kurt Browning & Takahiko Kozuka

スケート界のスーパーレジェンド、トップエンターテイナーのカートに見込まれて相棒を務めた日本人選手はこづくらいではないでしょうか。このようなスケーター同士のコラボ演目は昔のSOIでは沢山やっていたかと思うのですが、スケーターそれぞれがソロで滑るだけではなくアイスショーならではのお客さんを楽しませるパフォーマンスがもっと増えるといいなぁ、と久しぶりにこの動画を見て思いました。

Takahiko Kozuka - WTT 2012 - EX

'11-'12シーズンのEXナンバー、チェロ・ソングで見せたリンクに沿って一直線に長く滑るイーグルはカート・ブラウニングもやっていましたが、高度なエッジワークを身につけた彼ならではの華のある演技でありました。


【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】



小塚崇彦、単独インタビュー
引退発表後に語った「氷上を去る」理由



本人の口から語られた真実



スポーツナビの取材で本人の口から引退およびスケート界を離れる選択をした理由、これからのことなどが語られました。




空を飛ぶ鳥のように自由に生きる





スポーツナビの3回シリーズインタビューの最後でも語られていた「小塚ブレード」ですが、企画から制作過程・試作品で滑ってみた様子などを取材したこの動画は大変貴重な資料ですのでぜひご覧ください。
最後に彼本人の言葉でこう語られています。


一発でOKとはいかないものだと思っているのでまあなかなか大変ですけど、(ブレード作りが)ちゃんとうまくいけば僕だけではなくてもスケート界の次に続いてくる子たちにとってまたいいことになるんじゃないかなと思うので、出来る限り僕の体を使って出来ることなら(ブレードを)完成させてみんなに「滑りやすくて負担のないスケート界」っていうの続けてあげられたらいいなって思ってます。


現役の時からこれだけスケート界全体のことを考えて行動している選手もなかなかいないし、誰にでもできることではないことを実際に行動に移していた彼には頭が下がる思いです。足元から伝わる感覚に敏感な彼だからこそでもありますね。
どんどん技も高度化されていって足(靴)にかかる負荷も大変大きいですし、溶接では限度が来ているのでしょうね。
ここまで考えて実践してきた彼だから、サラリーマンをやりながら出来る範囲でいいからなにかしら今後もスケート界のために役立てることをしてくれるんじゃないか、将来必ず関わってくれるんじゃないかと期待してしまうわけです。願望だけではなくて。

最後のくるくるぽんをした信夫先生もこのブレードの靴を履いておられたようです。








明日の日を夢見て 希望の道を



一ヶ月前に引退報道があった時は、今後はスケート界には残らないという(ファンの側としては)想定外の選択も同時に発表されたことでなかなか気持ちに整理がつかなくてずっとモヤモヤしていました。

今回、すでにトヨタのいち社員という立場でありながらファンの皆さんの前で最後に滑る機会をつくっていただいて、やっとこれで競技生活にピリオドを打って区切りをつけることができたことは本人にとってもファンにとっても良かったのではないでしょうか。

気持よく彼のこれからを応援し送り出すことができました。


それでも、それでも待っているから。忘れないから。

だから、今日の日はさようなら。






小塚崇彦さん(@takakozuka)が投稿した写真 -





信じあうよろこびを

大切にしよう

今日の日はさようなら

また会う日まで





また会う日まで







FIGURE SKATING BEST SCENE (フィギュアスケートベストシーン)  2 (エイムック 3385)FIGURE SKATING BEST SCENE (フィギュアスケートベストシーン) 2 (エイムック 3385)
田口有史,能登直
エイ出版社

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