
Takahiko Kozuka Biography
2016年04月17日、最後の演技
いつまでも絶えることなく友達でいよう
共に戦い支えあってきた仲間たち
大好きなみんな。 pic.twitter.com/569NHaZD7A— 織田信成 nobunari oda (@nobutaro1001) 2016年4月16日
— 織田信成 nobunari oda (@nobutaro1001) 2016年4月17日
時を同じくして競技生活に区切りをつける友
印象に残る演技
引退報道直後に書いたひとつ前の記事、小塚崇彦、氷上からの旅立ち で紹介しきれなかったものを含めて一部この記事へ移植・双方ともに再編集してここに載せてあります。
前の記事最後の方、「トヨタ一社員となる4月以降は」の項目のところに新たに追記もしましたのでそちらもご覧になってください。
さりげないテクニックが光る
2009 4CC Takahiko Kozuka EX
2008-2009シーズンのEXナンバー「ラストダンスは私に」では(宮原知子選手が練習の締めにいつもやっているような)反対回転のジャンプを取り入れています。イーグルからの3Sを跳んだ後に逆回転の2S!右利きの人が左で箸持ってご飯食べるよりも難しいであろう高度なテクニックです。そういえばウォーレイ大好き稔がこづのウォーレイ(稔は「ウォーレン」と言う)にいちいち反応してたような記憶があります。2008年スケアメのGPS初優勝の時も物凄く興奮して喜んでましたね。
SOI 2012 Kurt Browning & Takahiko Kozuka
スケート界のスーパーレジェンド、トップエンターテイナーのカートに見込まれて相棒を務めた日本人選手はこづくらいではないでしょうか。このようなスケーター同士のコラボ演目は昔のSOIでは沢山やっていたかと思うのですが、スケーターそれぞれがソロで滑るだけではなくアイスショーならではのお客さんを楽しませるパフォーマンスがもっと増えるといいなぁ、と久しぶりにこの動画を見て思いました。
Takahiko Kozuka - WTT 2012 - EX
'11-'12シーズンのEXナンバー、チェロ・ソングで見せたリンクに沿って一直線に長く滑るイーグルはカート・ブラウニングもやっていましたが、高度なエッジワークを身につけた彼ならではの華のある演技でありました。
【フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋】
- 小塚崇彦選手エピソード1 : コラム | J SPORTS
- 小塚崇彦選手エピソード2 : コラム | J SPORTS
- 小塚崇彦選手エピソード3 : コラム | J SPORTS
- 小塚崇彦選手エピソード4 : コラム | J SPORTS
小塚崇彦、単独インタビュー
引退発表後に語った「氷上を去る」理由
本人の口から語られた真実
スポーツナビの取材で本人の口から引退およびスケート界を離れる選択をした理由、これからのことなどが語られました。
空を飛ぶ鳥のように自由に生きる
スポーツナビの3回シリーズインタビューの最後でも語られていた「小塚ブレード」ですが、企画から制作過程・試作品で滑ってみた様子などを取材したこの動画は大変貴重な資料ですのでぜひご覧ください。
最後に彼本人の言葉でこう語られています。
現役の時からこれだけスケート界全体のことを考えて行動している選手もなかなかいないし、誰にでもできることではないことを実際に行動に移していた彼には頭が下がる思いです。足元から伝わる感覚に敏感な彼だからこそでもありますね。
どんどん技も高度化されていって足(靴)にかかる負荷も大変大きいですし、溶接では限度が来ているのでしょうね。
ここまで考えて実践してきた彼だから、サラリーマンをやりながら出来る範囲でいいからなにかしら今後もスケート界のために役立てることをしてくれるんじゃないか、将来必ず関わってくれるんじゃないかと期待してしまうわけです。願望だけではなくて。
最後のくるくるぽんをした信夫先生もこのブレードの靴を履いておられたようです。
明日の日を夢見て 希望の道を
一ヶ月前に引退報道があった時は、今後はスケート界には残らないという(ファンの側としては)想定外の選択も同時に発表されたことでなかなか気持ちに整理がつかなくてずっとモヤモヤしていました。
今回、すでにトヨタのいち社員という立場でありながらファンの皆さんの前で最後に滑る機会をつくっていただいて、やっとこれで競技生活にピリオドを打って区切りをつけることができたことは本人にとってもファンにとっても良かったのではないでしょうか。
気持よく彼のこれからを応援し送り出すことができました。
それでも、それでも待っているから。忘れないから。
だから、今日の日はさようなら。

信じあうよろこびを
大切にしよう
今日の日はさようなら
また会う日まで
また会う日まで
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